シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30315122-003 

△大学院特殊講義-3 (明治期崩し字史料読解2)
Advanced Lectures-3 -Reading Japanese Hand-Written Historical Materials during the Meiji Period 2-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  森 靖夫

<概要/Course Content Summary>

春学期の「明治期崩し字読解1」に引き続き,この講義では,日本政治史研究(とりわけ近代史)に欠かせない崩し字読解能力を身につけることを目的とする。崩し字は,未公刊の日記や書簡,また公文書の草案やメモ書きにも用いられており,こうした史料を膨大な量読みこなせるようになるためには一定のトレーニングが必要である。講義では,事前に用意された崩し字史料を予習した上で輪読し,さらに公刊されている関連史料等と併読することで,その崩し字史料の解釈を行う。 
この講義では,明治期特有の毛筆による書簡やその他の私文書にまで歩を進めて一字一句正確に解読していく。

<到達目標/Goals,Aims>

崩し字読解の基礎力・応用力を身につける。膨大な量の崩し字史料を速読できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 崩し字史料読解ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 特になし。 
(実施回/ Week) 第2~14回  (内容/ Contents) 崩し字史料の読解と解釈  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前に配布する史料の解読を行ってくること。  
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 崩し字読解能力の確認  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前の予習は不要。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  50%  2/3は必ず出席すること。無断欠席は厳禁。 
クラスで発表など  50%  毎回全員に輪読してもらう。 

<テキスト/Textbook>

児玉幸多  『くずし字用例辞典』 (東京堂、1993)

 

 

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