シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30315042 

△政治史2 (日本政治史2)
Political History 2 -Political History of Japan 2-
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  森 靖夫

<概要/Course Content Summary>

本講義のねらいは,日本政治史の研究手法である「実証主義的アプローチ」について理解を深めるとともに,「歴史的思考」を受講生に身につけてもらうことにある。このような高い目標を設定した上で,本講義は,春学期「政治史1」に引き続き,①最新の研究書の書評,②重要史料の講読,③参加者の研究報告を行う。①②いずれにおいても,毎回担当者を決めて報告をしてもらい,報告の後に全員で議論を行う。参加者には,授業前に文献・史料に目を通し,予習をすることが求められる。②③に関しては,参加者の関心や研究の進捗状況に応じて,参加者と相談しながら進めていく。 

<到達目標/Goals,Aims>

日本の政治・外交についての歴史的洞察力を身につけるとともに,「実証研究」とは何かを理解し,そのために必要な文献読解力,論文構想力を養うことを目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 書評①戦後日本の政治  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 書評②戦後日本の外交  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 書評③戦後日本の安全保障  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 書評④戦後日本の象徴天皇制  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 史料講読①昭和天皇実録(1938年3~4月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 史料講読②昭和天皇実録(1938年5~6月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 史料講読③昭和天皇実録(1938年7~9月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 史料講読④昭和天皇実録(1938年10~12月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 史料講読⑤昭和天皇実録(1939年1~3月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 史料講読⑥昭和天皇実録(1939年4~6月)   (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 史料講読⑦昭和天皇実録(1939年7~12月)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に史料の指定部分を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 参加者の研究報告①   (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 参加者の研究報告②  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。  
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 参加者の研究報告③  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 参加者の研究報告④  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業前に指定文献を読んでくること。 

受講者と相談の結果,授業計画や順番を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  100%  担当した報告を確実にこなし,質問に対して論理的な応答ができること,他の報告者に対して適切な質問や議論ができること。  
特記事項    理由なく3回以上欠席した者には単位を与えない。無断で報告を放棄した者には,以後講義への参加を認めない。  

<テキスト/Textbook>

簑原俊洋・奈良岡聰智  『ハンドブック近代日本外交史-黒船来航から占領期まで-』 (ミネルヴァ書房、2016) ISBN:9784623074204 

 

<参考文献/Reference Book>

テキスト以外の参考文献は,講義開始後に指示します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。