シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10308751-007 

△文献研究(英語)-7
Research in Documentary Study (English)-7
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  平井 亮輔

<概要/Course Content Summary>

 この講義では,法哲学の諸問題の中から興味深いテーマを選んで,関連する最近の重要な英語文献を講読する。 
 しばしば政治に妥協はつきもので,法は妥協の産物だといわれるが,近年,法と政治における妥協の意義と役割への理論的関心が高まっている。そこで本年度は,妥協について原理的に考察したい。 
 講義は,主として受講者にテキストを分担して訳出発表してもらい,これに解説を加えたり内容について討論するかたちで進める。

<到達目標/Goals,Aims>

法と正義に関する原理的考察を通じて,理論的・批判的な研究遂行ができるようになることを目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 講義のねらいや進め方の説明  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2-15  (内容/ Contents) 文献の講読と討論  (授業時間外の学習/ Assignments) 毎回,次の講読部分をあらかじめ訳出し,発表できるように準備して臨むこと。 

受講者の関心・希望によっては,講読テーマやテキストを変更する可能性もある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(訳出発表)  60%  出席を前提として,主に訳出の回数と理解度により評価する。 
平常点(討論での発言)  40%  出席を前提として,テキストをめぐる討論への姿勢と発言内容により評価する。 

<テキスト/Textbook>

Andrei Marmor  『Law in the Age of Pluralism』 (Oxford University Press、2007)

 

上記のテキストの第2章のほかに,妥協に関するいくつかの重要な英語論文も講読する予定である。テキストは最初の授業時に配布する。

<参考文献/Reference Book>

参考文献は授業中に適宜紹介する。

<備考/Remarks>

なお,過年度に開講されたクラスとは講読するテキストが異なる。 
対面授業に参加できない人(基礎疾患等のある人や入国できない留学生)であって,その旨大学に申し出た人についてはDUETを通じた課題提示形式で対応するが,対面授業と同内容・同程度の対応は難しいことをお断りしておく。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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