シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10308210 

△民法Ⅵb(相続)
The Law of Succession
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  神谷 遊

<概要/Course Content Summary>

 人が死亡すると,その財産は帰属主体を失うことになる。死亡した者に代わって,誰がどのようにその財産を承継すべきなのか,これを規律するのが相続法であり,民法第5編「相続」に規定が用意されている。本講義では,相続法の諸制度を学習したうえで,相続に関する具体的な紛争事例を取り上げ,そこで展開された判例・学説を紹介して,相続法の現代的意義および課題について検討する。

<到達目標/Goals,Aims>

 相続をめぐるトラブルについて,その問題の所在を正確に把握し,一定の解決策を提示できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続法序説  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続人  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメン基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続分  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続権の剥奪  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続の承認・放棄 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続人の不存在  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続財産の範囲  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 遺産共有  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 相続回復請求権  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 遺産分割  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 相続と登記  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 遺言制度  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 包括遺贈と特定遺贈  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 遺留分制度  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習・予習(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 遺留分の算定と減殺請求  (授業時間外の学習/ Assignments) レジュメに基づいて復習(1時間) 

 上記の授業計画は,あくまでも一応の目安であり,状況により予定を変更することがある。 
 なお,講義にあたっては,e-classを通じてレジュメを配布する予定であるが,毎回の授業終了後に,レジュメをたどりながら,不明の点がないかを確認し,復習することが有用である。レジュメには,重要判例の要旨を掲載するが,個々の判例の意義,その射程を正確に理解することが望まれる。 
 
*この授業は,講義動画のオンデマンド配信形式で実施する。講義動画は,原則として授業曜日には視聴できるように,e-classのメッセージ機能を用いて,URLを周知する予定である。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

小テスト  30%  相続法についての基礎知識が身についてているかどうかが評価のポイントとなる。 
筆記試験形式での期末評価  70%  講義で扱った相続法に関する重要問題について,判例や学説の立場を正確に理解できているかが評価のポイントとなる。 

 
〔小テスト・期末評価の実施について〕 
学期中に2回程度,正誤問題を中心とする小テストを実施する予定である。 
また,学期末に論述問題を含むテスト(授業内評価または期末試験)を実施する予定である。 
小テスト,期末評価ともにオンラインで実施する。具体的な実施方法については,追って連絡する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
536 17.7 29.5 21.3 16.4 15.1 0.0 2.2

<テキスト/Textbook>

床谷文雄・神谷遊・稲垣朋子・且井佑佳・幡野弘樹  『新プリメール民法5(第2版)-家族法-』 (法律文化社、2020年) ISBN:978-4-589-03915-6 

 

<参考文献/Reference Book>

水野紀子・大村敦志編  『民法判例百選Ⅲ 親族・相続』第2版 (有斐閣、2018年)ISBN:978-4-641-11539-2 
 

<備考/Remarks>

 相続法は,2018年7月13日公布の改正法により多岐にわたる規定の整備が行われることになった。改正法の主要な部分は,2019年7月1日に施行される。したがって,講義には,最新版の六法が必携となる。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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