<概要/Course Content Summary>
独占禁止法に関する審判決研究と独占禁止法・経済法に関する諸問題に関するテーマを取り上げ参加者に報告検討を行ってもらいます。後者については卒業レポートの形でとりまとめることを最終目的とします。 演習1および3では,審判決研究(参加者で組織したグループ(受講生数次第で規模等は考えます)で設定されたテーマに基づく報告)及び卒業レポートに関する研究を行います。両者をどのように配分するかに関しては参加者の就職活動などを考慮して参加者と相談しながら決定します。卒業レポートについては,演習参加者1人1人にテーマを選択してもらい,それに関する研究を進める作業を行います。 また,早稲田大学の演習との合同ゼミを開催する予定でいます。 このクラスは,4年次演習からの新規登録を認めています。
<到達目標/Goals,Aims>
3年次演習と同様の到達目標であるが,4年次演習では卒業レポートを作成し,研究成果を文章化できるようにすることも目標の一つとする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
演習1
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(実施回/ Week)
第1回
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(内容/ Contents)
オリエンテーション(年間計画及び春学期計画の決定,卒業レポートについての説明,報告テーマの設定,報告班の決定)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
第2回から第15回
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(内容/ Contents)
審判決研究
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(授業時間外の学習/ Assignments)
テキスト・事前配付資料・審判決原文の事前通読(以下同様)
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(実施回/ Week)
演習3
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(実施回/ Week)
第1回から第15回
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(内容/ Contents)
報告及び卒業レポート中間報告。早稲田大学経済法演習との合同ゼミの報告検討。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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具体的な計画日程については演習冒頭で参加者と相談しつつ決定します。 テーマについては教員側から提示しますが,参加者側からの意見や希望も十分に考慮する予定です。 テーマの例・規制改革と独禁法,知的財産制度と独禁法,消費者保護と独禁法,独禁法のエンフォース体制,入札談合と独禁法,合併規制の諸問題,国際的経済活動と独禁法など。 4年次演習を中心として参加する早稲田大学とのゼミ交流を開催予定です。また,3年次演習が中心となる早稲田大学・立命館大学とのゼミ交流の討論会を秋学期に開催する予定です。4年次演習も事前の学習,討論会の運営,討論会への参加などについて関与することを考えています。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
「特記事項」 平常点評価(出席,報告内容,質疑,議論などを総合的に評価)と卒業レポートによる評価を行います。秋学期の平常点評価については原則として欠席は認めません(マイナス評価となります)。担当部分の報告と,演習での発言等を重視しますので,担当者は十分に準備した報告を行い,それ以外の者も自主的な学習を行った上で,演習での積極的な議論を行うことが求められます。秋学期については卒業レポート提出を義務付けます。
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
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