<概要/Course Content Summary>
秋学期は,対面授業を行います。 ただし,いろいろな事情から対面授業に参加できない場合には,申し出てください。ネット配信の併用を検討します。 また,感染状況の悪化により,対面授業の実施が適切でないと判断した場合(そうした要望が多数上がった場合)は,オンラインに切り替えたいと思います。 内容(グループワーク等)によってはオンラインの併用や切り替えをするなど,受講生と相談しながら,柔軟に運用する予定です。 日常の連絡は,Microsoft Teamsを使います。ゼミの一般チャンネルと自分の学年のチャンネル,ゼミチャットを定期的に確認してください。 このクラスは,4年次演習からの新規登録を認めます。(継続生優先) 民法,より広く民事法に関する諸問題の討論が中心となります。春学期は就職活動をする人も,進学する人も忙しく,なかなかゼミの準備に時間がとれませんので,例年,学生向け法律雑誌の記事や判例演習などを素材として,1回完結の演習を行うことが多いですが,最初に1つのテーマを決め(昨年度は「有責配偶者からの離婚請求」),テーマに関連した判例などを読むこともあります(休んでも,議論の前提が共有できるため)。 また,4年次演習では,卒業研究の成果を集めた論文集を,卒業証書とともに手渡すことが慣例となっています。法学部には卒論制度がありませんが,受講者には,論文に取り組んでもらいたいと思います。 ただ,以上のことは,例年のゼミで行ってきたことや私の希望であり,今年度のゼミの内容を拘束するものではありません。 ゼミの運営方針はゼミ生で話し合って決めるのが基本だと思っています。とりわけ,4年ゼミでは例年,自分たちで取り組みたい「企画」を考え,実行してもらっています。過去には他大学や分野の異なるゼミとの合同ゼミをしたこともありますし,2年次ゼミ・3年次ゼミとの「縦ゼミ」もよいでしょう。面白い企画を考えてください。もちろん,そのための助言,情報提供その他の協力は惜しみません。 試験勉強や就職活動で出席が困難な時期ですが,登録する限りは出席するよう努力して下さい。遅刻・欠席するときには,「その都度」,できるだけ「事前に」「直接」(友だちを介さずに)連絡して下さい。無断欠席が続き,かつ,報告や論文の提出がない場合には,履修中止の意思があるものとみなします。 昨年度の本演習(3年次演習)の在籍者は14名+聴講生1名でした。新規募集はしますが,選考が必要な場合,選考にあたっては,継続生が優先されます。その旨,ご了承下さい。 このクラスの受講生には,原則として(口頭での)発言,報告,グループワークを求めます。ゼミ論文を書くかどうかに関わらず,秋学期,一度は1人またはグループでの報告をしてもらいます。特別の事情により,これらが難しい場合には相談に応じますが,配慮にあたって他の受講生の理解・協力が不可欠な場合,私だけでなく,他の受講生に対しても事情の説明が必要となることがありますので,ご了承ください。
<到達目標/Goals,Aims>
学生が,社会に対する関心を持ち,民法その他の事柄に関する知識や自らの体験を用いて,自分なりの結論を導き出せるようになることを目指す。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
春学期第1回
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(内容/ Contents)
イントロダクション・運営方針についての話し合い
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(授業時間外の学習/ Assignments)
どのように運営すべきかを考えてくる。
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(実施回/ Week)
春学期第2回~第15回
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(内容/ Contents)
論題に関する報告と討論
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(授業時間外の学習/ Assignments)
次回の準備(最低30分)。
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(実施回/ Week)
秋学期第1回
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(内容/ Contents)
運営方針についての話し合い
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(授業時間外の学習/ Assignments)
どのように運営すべきかを考えてくる。
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(実施回/ Week)
秋学期第2回~第15回
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(内容/ Contents)
論題に関する報告と討論,ゼミ論文に関する報告など。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
次回の準備(1時間・報告者以外)。
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具体的な予定は,開講時にゼミ生と相談し,方針を決めてから配付します。 演習は報告者の周到な準備と参加者全員の予習が不可欠です。就職活動や受験準備で忙しい時期ですが,報告担当でない場合でも,必ず課題に関連する資料には目を通してきて下さい。 春学期のゼミは,Microsoft Teamsにより行います(毎週月曜日13時30分~15時)。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
報告,議論への評価
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50%
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課題に対し的確なアプローチをしたか。下調べが十分であったか。わかりやすい報告であったか。議論をうまく整理することができたか。質問に対する対応が適切であったか。議論の流れに沿った,適切な質問ができたか。
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論文(秋学期,取り組みが決まった場合)
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50%
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内容が正確であるか。問題に対し的確なアプローチをし,議論を深めることができたか。必要な文献を調べ,内容を正確に理解し,正しく引用できたか。論文の構成,文章表現は,適切か。
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<テキスト/Textbook>
書類の配布や連絡は,e-classを通して行います。e-classからの通知が自分の普段使っているメールアドレスに届くよう,設定を確認して下さい。
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<参照URL/URL>
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