シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307707-102 

△4年次演習3(国際地域研究)-102
Seminar for Seniors 3-102
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  鷲江 義勝

<概要/Course Content Summary>

このクラスは,4年次演習からの新規登録を認める。(授業計画を参照のこと。) 
本演習は,欧州の国際関係を対象とし,国家とは何であり,これからどうなっていくのかという問題を中心に置きつつ,欧州同盟(EU)を分析していくものとしたい。 
なお,本演習では,主にEU自体を研究題材として取り上げることを希望するが,EUと加盟国あるいはEUの加盟国の政治等も研究対象として含め,できる限り研究の対象範囲については柔軟に対応したいと考えている。

<到達目標/Goals,Aims>

 本演習は,以下の目標を持って進める。 
1.論文検索やレジメ作成のために必要な基礎技術を習得する。 
2.各人の問題関心に基づいて具体的な研究テーマを設定し,研究を進める。 
3.各研究グループがテーマごとに報告を行う。報告担当者以外は,報告の論点を理解し,それを深めるための議論に参加する。 
4.期末の課題として,研究論文(4000字程度)を作成する。 
 
 なお,上記の目的のために,毎回の講義に関しては以下の点に留意されたい。 
・報告は,30分以上1時間以内とする。 
・報告終了後,報告内容に関する質疑応答時間を設ける。 
・質問あるいは意見に対しては,報告グループ全員が責任を持って回答すること。 
・報告者以外の参加者は事前に報告題目に関する意見や質問等を準備しておくこと。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2回-第15回  (内容/ Contents) 研究報告と討議  (授業時間外の学習/ Assignments) 報告の事前準備 

春学期中は,3年次に作成したゼミ論文の内容を発展させた報告を行う。報告担当者以外は,報告の論点を理解し,それを深めるための議論に参加することが義務づけられる。 
秋学期は,各自独自の研究テーマをさらに深めるかもしくは別の関連テーマを設定し,毎回,個人単位で報告と討議を行う。それを踏まえて,各自研究論文(4000字程度)を作成する。 
なお,3年次演習(国際地域研究)を受講せずに新規に登録を希望する諸君は,志望動機,希望する研究テーマとその概要を800字以内にまとめて登録の際に教務センター法学部カウンターに提出すること。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(報告)  60%  報告内容の完成度及びプレゼンテーション自体の工夫(わかりやすさ等) 
平常点(質疑応答への参加)  20%  報告者への質問等による討議への参加 
期末論文もしくはゼミ合宿  20%  本演習において報告した内容を論文形式にしてまとめる。研究内容の充実度及び論文作成技術の修得度 

<テキスト/Textbook>

金丸輝男編著  『ヨーロッパ統合の政治史』 (有斐閣、1996)

 

鷲江義勝編著  『EU 欧州統合の現在(第4版)』 (創元社、近刊)

 

鷲江義勝編著  『リスボン条約による欧州統合の新展開』 (ミネルヴァ書房、2009)

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。