<概要/Course Content Summary>
本演習では,近代日本思想をテーマ別に概観しつつ,各時代における政治・経済・社会的課題に人々がどのように向き合い,何を「選択」したのかについて考える。 演習は前半に近代日本思想の概説書(鹿野政直『近代日本思想案内』(岩波文庫,1999年)を予定),後半に古典を輪読する。輪読を通じて,人々が日本の直面する課題として何を重視し,それらに対してどのような解決策を提示したのか,つまり何を「選択」をしたのかについて理解を深める。 昨年度は古典として,福沢諭吉『文明論之概略』や中江兆民『三酔人経綸問答』などを取り上げた。今年度は受講生の希望を考慮の上,決定したい。
<到達目標/Goals,Aims>
①時代背景を踏まえてテキストの内容を正確に理解できるようになる。 ②「未発の可能性」を視野に入れながら思想を理解できるようになる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
|
(内容/ Contents)
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
1
|
(内容/ Contents)
オリエンテーション
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
2-8
|
(内容/ Contents)
『近代日本思想案内』輪読
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
議論に備えて,テキストを熟読する。報告担当者はレジュメを準備する。
|
(実施回/ Week)
9-15
|
(内容/ Contents)
古典を輪読
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
議論に備えて,テキストを熟読する。報告担当者はレジュメを準備する。
|
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
|
50%
|
発表内容,討論態度などを総合的に勘案して評価を行います。
|
クラスで発表など
|
50%
|
発表内容,討論態度などを総合的に勘案して評価を行います。
|
<テキスト/Textbook>
鹿野政直 『近代日本思想案内』 (岩波書店、1999)
|
|
<参考文献/Reference Book>
|