シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307701-139 

△2年次演習(民法)-139
Seminar for Sophomore-139
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  野々村 和喜

<概要/Course Content Summary>

 民法総則・物権総論の領域を中心に,基本的な民法解釈上の論点を,具体的事例を素材に検討します。民法学は,伝統的に,『法的なものの考え方(リーガル・マインド)』をトレーニングするという任務も担ってきました。リーガルマインドとは,具体的事例を,法律関係という観点から分析し,当該事案に固有の法的問題点を見極めたうえで,その問題点に関する解釈論を検討し,その帰結をふたたび具体的事例へと適用して,当該事案の法的解決を提案する,という一連の思考プロセスです。この演習でも,そうした思考方法を身に付けることが最大の目標です。 
 進行形式は,受講者の顔ぶれや人数を勘案しつつ,受講生と相談して決定します。過年度の例を挙げれば,担当者が提示する事例一件につき二班に担当してもらい,それぞれが原告と被告の立場に分かれて法的主張を展開してもらったうえで,他の参加者も交えた全体討論をおこないます。 
 
<2020年度特記事項> 
この演習は,原則として対面授業でおこないます。ただし,受講生数や個別の事情等を考慮しつつ,全員で相談・合意のうえ,臨機応変に授業形態を変更する可能性があります。

<到達目標/Goals,Aims>

概要を参照。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 初回  (内容/ Contents) オリエンテーション(具体的な報告順序など決定)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2~15回  (内容/ Contents) 初回決定事項に従って進める。  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表予定者は報告準備,それ以外の者は予習,および復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  70%  報告内容と議論の参加度を評価する。 
期末レポート  30%  自己の学習成果を客観的に把握できているかどうかを評価する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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