＜概要/Course Content Summary＞
～ようこそ独禁法の世界へ 入札談合問題を友人に説明できますか？～
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律（以下，独禁法）を勉強します。独禁法とはどのような事柄に関係する法律でしょうか。
新刊雑誌・書籍やCDは，定価販売で値引き交渉ができないことに疑問を感じないでしょうか。家電製品は違いますよね。
大手建設会社が入札談合を行っていた，公務員等が関与した官製談合が行われていた，というニュースがありますが，どういうことでしょうか。
独禁法は，これらの問題処理の中心となる法律の一つです。2年次演習では，法律の概要把握及び入札談合事件を取り上げ研究の手がかりを得ることが狙いです。入札談合はニュースになりますが，どういうもので，法的扱いがどうなのか，よく知られていませんから，正確な知識を得る機会になると思います。担当班を決め，班毎にレジュメ・資料などを作成してもらい，参加者全員の前で報告をしてもらい，参加者全員で議論してもらいます。
ゼミでの勉強が皆さんのキャリア選択やキャリア設計の上で重要なこともあるでしょう。独禁法は，経済法とも呼ばれ，企業の世界では重要な法律の一つです。就職活動の面接でも話題となることもあるようです。新司法試験の選択科目の一つになっていますので，法科大学院進学や法曹を視野に入れる方にも面白い法律でしょう。官製談合等というと公務員にも関連するかもしれません。他にも身近な様々な問題やグローバルな問題と関連性を持ちます（消費者問題，国際取引に関わる問題等）。独禁法の世界を知ることは，他の人の知らない知識の世界の扉を開くことになるかもしれません。
他大学との交流や飲み会・ゼミ旅行等も行います。3年次演習を中心に早稲田大学・立命館大学経済法ゼミとの討論会･レクレーション，その他の交流を続けていますが，年度によっては2年次演習を中心にして参加することもあります（本年度の討論会は，同志社大学または早稲田大学で開催予定です）。その他にも，他大学との交流の輪を広げる機会があることも本演習の大きな特徴で，参加者には貴重な経験となっています（各種情報交換等もあるようです）。ゼミ内レクレーション（ゼミ旅行，コンパ，縦コン等）も，親睦を深めるために貴重と思っており，活発な開催を希望しています。ゼミの雰囲気を知りたい方は，ネットワーク法学部にゼミ参加者の感想等を掲載していますので，参照してください。
＜到達目標/Goals,Aims＞
独禁法及び入札談合の概要，入札談合に適用される独禁法規定の内容や解釈問題についての検討を通じ，入札談合の問題点や独禁法の適用について理解し，説明できるようになること。
＜授業計画/Schedule＞
（実施回/
Week）
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（内容/
Contents）
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（授業時間外の学習/
Assignments）
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（実施回/ Week）
1～3回
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（内容/ Contents）
オリエンテーション（自己紹介・学生カード記入，班分け，演習運営方法，資料・データベースについて）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
事前配布物の通読
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（実施回/ Week）
4～7回
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（内容/ Contents）
独禁法の概要（入札談合を念頭に置きつつ独禁法の主要規制や執行制度をピックアップし法制度の概要を検討する）
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（授業時間外の学習/ Assignments）
テキスト・事前配布物の通読・課題の消化（以下同様）
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（実施回/ Week）
8～15回
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（内容/ Contents）
入札談合事例研究
課外 早稲田大学・立命館大学経済法ゼミとのゼミ交流への参加（11月中旬～12月初旬頃。本年度の討論会は，同志社大学または早稲田大学で開催予定です）。ゼミ内コンパ，3，4年次ゼミとの交流など
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（授業時間外の学習/ Assignments）
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なお，他大学とのゼミ交流への参加企画次第では授業計画の変更もあることには留意してほしい。
＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞
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平常点
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100%
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特記事項
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報告内容，演習での発言等の参加姿勢を中心に評価する予定です。欠席は原則的に認めません（マイナス評価となります）。
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＜テキスト/Textbook＞
＜参考文献/Reference Book＞
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