シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307701-105 

△2年次演習(民法)-105
Seminar for Sophomore-105
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  梶山 玉香

<概要/Course Content Summary>

秋学期は,対面授業を行います。 
ただし,いろいろな事情から対面授業に参加できない場合には,申し出てください。ネット配信の併用を検討します。 
また,感染状況の悪化により,対面授業の実施が適切でないと判断した場合(そうした要望が多数上がった場合)は,オンラインに切り替えたいと思います。 
内容(グループワーク等)によってはオンラインの併用や切り替えをするなど,受講生と相談しながら,柔軟に運用する予定です。 
日常の連絡は,Microsoft Teamsを使います。ゼミの一般チャンネルと自分の学年のチャンネル,ゼミチャットを定期的に確認してください。
 
 
 
民法の基本問題についての検討を中心とします。 
リーガルリサーチは履修したものの,演習は初めてでしょうから,演習の前半は,論点を抽出する技術・参考文献を集めて正確に読む技術・報告する技術・議論する技術を養うため,全員で一つの問題に取り組みます。全員がテーマを共有する(自分たちの報告と他の報告がつながっている)ことで,討論しやすくすること,教科書には数行もしくは数ページしか書かれていない内容でも掘り下げ,広げていけば,いろんな論点につながることを実感することができるでしょう。 
このように,前半については指導の都合上,テーマや取り組み方を私のほうで決めますが,後半は,3年次ゼミや4年次ゼミと同様,運営方針はゼミ生で話し合って決めてもらいます。もちろん,そのための助言,情報提供はします。 
過去には,2年ゼミで他大学のゼミと合同ゼミを行ったことがありますし,3年次ゼミ・4年次ゼミとの「縦ゼミ」もよいでしょう。 
 
なお,本演習では,将来,本格的な論文を作成するため,自分が報告した内容をもとに簡単なレポートを作成してもらいます。その限りでは,3年次ゼミ,4年次ゼミとの継続性はありますが,テーマなど,内容面で単年度独立ですので,3年または4年から他ゼミへ移ることは全く支障ありません。 
 
小クラスですので,出席は毎回とります。やむを得ず,遅刻や欠席する場合には,できるだけ「事前に」「直接」(友達を介さず)梶山へ連絡してください。無断欠席が6回続いた場合は,履修中止の意思があるとみなします。 
 
このクラスの受講生には,原則として(口頭での)発言,報告,グループワークを求めます。特別の事情により,これらが難しい場合には相談に応じますが,配慮にあたって他の受講生の理解・協力が不可欠な場合,私だけでなく,他の受講生に対しても事情の説明が必要となることがありますので,ご了承ください。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が,民法に関する基本的な用語・論点について正確に理解したうえで,問題を深く掘り下げて検討することができるようになることを目指す。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション・運営方針についての話し合い・班分けなど  (授業時間外の学習/ Assignments) ゼミで何をしたいか考えてくる。 
(実施回/ Week) 第2回~第15回  (内容/ Contents) 論題に関する報告と討論  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回の準備(1時間・報告者以外)。 

具体的な予定は,開講時にゼミ生と相談し,方針を決めてから配付します。 
演習は報告者の周到な準備と参加者全員の予習が不可欠です。報告担当でない場合でも,必ず課題に関連する資料には目を通してきて下さい。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

出席  20%  欠席,遅刻,早退などがあった場合は,減点します。欠席,遅刻,早退は,授業開始15分前まで(やむを得ない場合のみ,事後)に梶山まで連絡すること。公欠や病気等の場合は考慮します。 
報告担当回の評価  25%  テーマに対して的確にアプローチしたか,十分な下調べをし,判例及び学説の状況を正確に理解したか,レジュメを用いてわかりやすく報告できたか,質問に対してきちんと答えられたか,などが評価の対象となります。  
報告担当回以外の評価  25%  いわゆる平常点です。最低限度の予習をしてきたか,人の報告をきちんときき,問題点を的確に指摘したか,自分の意見を伝える努力をしたか,などが評価の対象となります。  
提出物の評価  25%  論文やレポートなど提出物に対する評価です。内容の正確さや工夫,提出時期を考慮して採点します。 
ゼミ運営への貢献  5%  ゼミでは全員に何らかの仕事をしてもらいますので,その取り組みに対する評価です(1人に負担が集中するため,幹事は置きません)。 

<テキスト/Textbook>

  ゼミメンバー決定後に,メンバー間で「自己紹介」メールの交換を行いますが,最初のメールは私から大学のメールアドレスに届きます。また,書類の配布や連絡は,e-classを通して行います。e-classの通知や大学のメールアドレスへの通知が自分の普段使っているメールアドレスに届くよう,設定を確認して下さい。 

 

<参照URL/URL>

梶山ゼミ連絡板 Kajitama News 
 
 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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