シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307701-103 

△2年次演習(憲法)-103
Seminar for Sophomore-103
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  勝山 教子

<概要/Course Content Summary>

 このゼミでは,憲法判例の批判的検討を通じて,法律解釈の方法や基礎知識を養うことを目的とします。法的問題の解決には論理性が不可欠です。抽象的な憲法条文を手がかりに具体的事件の解決を探るためには,説得力ある論理が特に要求されます。また,様々な法律の解釈において憲法知識を要することは少なくありません。演習形式による憲法解釈の学習は,その意味で,法的なものの考え方の基礎作りだと思います。 
 
 授業の進め方は,各回に1つの判例を取り上げ,原告・被告に分かれて討論する形式をとります。 
 
 各回の演習が受講生にどれだけ有益なものになるかは,討論担当者の準備具合や説得力(+熱意)とフロアー側の予習にかかっています。演習は受講生が主体の場ですから,積極的に取り組んで欲しいと思います。毎回の出席はもちろんのこと,担当者以外の受講生も予習していることを前提に授業を進めます。 
 また,ゼミ内のつながりも深めたいと思いますので,授業外活動への積極的な参加も期待します。

<到達目標/Goals,Aims>

 憲法解釈の学習を通じて法的な思考と知識の基礎を養うこと,自分で考え議論する能力を身につけることを目指します。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
 
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション(演習の目的・概要の説明,担当分けなど)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2回−15回  (内容/ Contents) 事例問題研究(討論と質疑応答)  (授業時間外の学習/ Assignments)  

 開催時期は未定ですが,合同ゼミ合宿も企画したいと思います。 
 
[予習] 
 担当者だけでなく,全員が,事前に判決を読み,原告・被告の主張と判決理由を調べておいてください。論点については,法律系雑誌記事でポイントを整理しておいてください。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  100%  出席および討論での積極性・論理性およびゼミ活動への貢献度を含めて総合評価する。 

<参考文献/Reference Book>

  初回時に指示する。 

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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