シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△アメリカ政治史
Political History of America
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  高原 秀介

<概要/Course Content Summary>

 本講義は,アメリカ合衆国(以下,アメリカ)の政治史について扱う。アメリカが建国以来,特に南北戦争以降,どのような経緯を経て,超大国としての現在のアメリカに至ったかを歴史的かつ総合的にとらえようとするものである。 
 アメリカの政治,経済,社会,文化などの起源や展開は,アメリカの歴史の進展と密接に結びついている。とりわけ,アメリカの政治史全般についての基本的な理解なくしては,現代のアメリカ政治や社会の持つ特徴や問題を理解することは不可能である。 
 よって,本講義では基本的に,アメリカ政治外交史の主要なテーマを時系列的にとり上げ,それらのテーマを中心に進める形式をとる。アメリカの内政史に限らず,むしろ国際関係との連動を意識した内容を扱いたい。 
 成績評価は(1)平常点(出席)10%,(2)中間読書レポート(1回)30%,(3)期末試験60%,を総合的に判断して行う。 
 テキストおよび参考書として以下のものをあげておくので,各自参照されたい。なお,講義中に必要に応じてプリントなどを配布する。

<到達目標/Goals,Aims>

国際関係の動向を踏まえつつ,アメリカ政治外交史の流れを理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1.  (内容/ Contents) ガイダンス:授業方針・評価方式・参考文献の紹介  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業方針・評価方式について確認すること。 
(実施回/ Week) 2.  (内容/ Contents) アメリカ政治外交史の伝統  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 3.  (内容/ Contents) 世紀転換期と大国アメリカの登場  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 4.  (内容/ Contents) 20世紀初頭のアメリカ―革新主義の時代  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 5.  (内容/ Contents) 第一次世界大戦とアメリカ(1): 参戦への道  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 6.  (内容/ Contents) 第一次世界大戦とアメリカ(2): 講和会議  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 7.  (内容/ Contents) 第一次世界大戦と日米関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 8.  (内容/ Contents) 1920年代のアメリカ:「平常への復帰」  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 9.  (内容/ Contents) 1930年代のアメリカ:第二次世界大戦への道  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 10.  (内容/ Contents) 第二次世界大戦と戦後国際秩序  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 11.  (内容/ Contents) 冷戦の起源  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 12.  (内容/ Contents) アイゼンハワーの時代  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 13.  (内容/ Contents) ケネディの時代  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 14.  (内容/ Contents) ベトナム戦争  (授業時間外の学習/ Assignments) 教科書の該当箇所,および配布レジュメを参照し,各自予習・復習を行うこと。 
(実施回/ Week) 15.  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容について,各自総括のうえ,最終試験に備えること。 

毎回,授業の予習と復習を行うこと。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(課題の提出)  80%  視聴覚教材へのコメントと出席状況の確認。私語は減点扱いとするので,くれぐれも注意されたい。 
中間読書レポート  10%  課題図書をきちんと読んでいるかどうかを確認。 
期末レポート試験  10%  授業全体の理解度を確認。 

中間読書レポートの「期限内提出」(10%分)を「必須」とするので,注意すること。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
31 16.1 22.6 29.0 6.5 25.8 0.0 2.0

<テキスト/Textbook>

五百旗頭真  『日米関係史』 (有斐閣、2013)

 

<参考文献/Reference Book>

高原秀介  『ウィルソン外交と日本』(創文社、2006)(注)[  ]内は特に断りがない限り,同志社大学図書館(今出川キャンパス)の請求番号 
☆☆アメリカ史☆☆ 
 

有賀 貞・大下 尚一編  『概説アメリカ史』(有斐閣、1990)[253-G-1A] 
 

紀平 英作編  『アメリカ史』(山川出版社、1999)[208-S300-1C-24] 
 

秋元 英一・菅英 輝著  『アメリカ20世紀史』(東京大学出版会、2003)[253.07-A9204] 
 

野村 達朗編著  『アメリカ合衆国の歴史』(ミネルヴァ書房、1998)[253-N594] 
 

有賀 夏紀・油井 大三郎編  『アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実』(有斐閣、2003)[253-A9438] 
 

  ★★アメリカ研究の手引き★★ 

 

五十嵐 武士・油井 大三郎編  『アメリカ研究入門』第3版 (東京大学出版会、2003)[253-I9594] 
 

阿部 斉・五十嵐 武士編  『アメリカ研究案内』(東京大学出版会、1998)[253-A282] 
 

大下 尚一他編  『史料が語るアメリカ』(有斐閣、1989)[253-O6] 
 

斎藤 眞他監修  『アメリカを知る事典』(平凡社、2000)[295.303-S412-1C] 
 

<備考/Remarks>

課題提示型を主とし,必要に応じてオンデマンド形式でテーマの概要・要点を配信する予定。詳細については,受講登録者に対してDUET経由で説明します。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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