<概要/Course Content Summary>
本授業では,国際社会の構成員(国・国際機関・非国家主体・個人)の活動を規律する法としての国際法の役割を概説する。国際法が国内法とどのように異なり,国内法とどのような関係に立つのか,こうした国際法の構造と国際法と国内法の関係,さらには国際法の成立形式たる慣習法と条約,とりわけ国際関係の調整に使われる条約に関する法,条約法について勉強する。さらに国家承認制度をはじめとする国際法主体である国家,対外的に国家を代表する国家機関,さらには国家の基本的権利・義務について勉強する。
<到達目標/Goals,Aims>
本講義の目的は,受講者が国際法の全体像を把握するとともに,このあとに続く国際法の各論の諸授業を理解するのに必要な基本的知識の修得に努める。同時に,国際社会に生起するさまざまな事象を,国際法の基本的な知識に基づき,どのような点で国際法上の問題が生じているかを認識・判断する能力を涵養することを到達目標とする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
第1回
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(内容/ Contents)
国際法とは何か
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第2回
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(内容/ Contents)
国際法と国内法の関係
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第3回
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(内容/ Contents)
国際法の成立形式
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第4回
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(内容/ Contents)
条約の締結
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第5回
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(内容/ Contents)
条約に対する留保
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第6回
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(内容/ Contents)
条約の解釈・適用
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第7回
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(内容/ Contents)
条約の無効(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第8回
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(内容/ Contents)
条約の無効(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第9回
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(内容/ Contents)
条約の終了(1)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第10回
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(内容/ Contents)
条約の終了(2)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第11回
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(内容/ Contents)
国家承認
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第12回
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(内容/ Contents)
政府承認
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第13回
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(内容/ Contents)
国家機関
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第14回
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(内容/ Contents)
外交・領事関係
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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(実施回/ Week)
第15回
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(内容/ Contents)
主権免除
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(授業時間外の学習/ Assignments)
予習・復習
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上記の授業計画は講義の大まかな順序を示したものであり,若干の変更を行う場合がある。授業は,コロナの感染拡大を防止するために収録した講義を配信するオンデマンド講義とする。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
期末レポート試験・論文
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100%
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講義の理解度を問う。
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オンデマンド講義(収録)で触れた国際法の主要な論点について理解できているかをレポート評価の基準とする。
<テキスト/Textbook>
松井芳郎・佐分晴夫・坂元茂樹ほか 『国際法[第5版]』 (有斐閣、2007年)
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<参考文献/Reference Book>
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