シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307347 

△環境法
Environmental Law
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  黒坂 則子

<概要/Course Content Summary>

 環境問題には,自動車の排気ガス問題や廃棄物問題などわれわれに身近な問題から,地球環境問題に至るまで様々なものが存在する。本講義では,これらの問題に対してわが国の環境法はどのように整備されているか,環境法の全体像を概説していく。また,いかなる環境問題が現代において存在し,その解決のためにどのような法制度や規制のあり方が求められているのか,を検討していきたい。ただし,本講義は,2単位ものの講義であるため,外国法はその対象外とし,また,わが国の法制度についても,これを広く外観するにとどまることをあらかじめお断りしておく。 
 なお,行政法概論の講義は履修済みであることが望ましい(最低限の行政法の知識を持ち合わせていることを前提に講義を進める)。 
 
<補足> 
授業形態としては,今年度は講義音声を提供することとします。 
平常点として(20点程度),間に中間テストを行いたいとも考えています。 
テストは対面が可能であれば対面で,不可能であればForms等で行います。 
 
以上の予定は,変更の可能性があります。適宜duet,e-classを使って指示しますので,見ておいてください。

<到達目標/Goals,Aims>

環境法の基礎的な知識を習得することを目標とする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) イントロダクション,環境法を学ぶということ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) わが国の環境法の歴史,公害問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 環境法の基本原則,  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 環境政策の手法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 環境基本法,環境権に関する訴訟  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 環境影響評価法,有害物質管理法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 条例と環境法,中間テスト(予定)  (授業時間外の学習/ Assignments) 平常点としての中間テスト(予定) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 大気汚染,水質汚濁  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 土壌汚染  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 土壌汚染,土砂条例  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 廃棄物処理法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 廃棄物処理法,リサイクル関連法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 地球温暖化問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 環境問題の争い方  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義で習った範囲を教科書・用語集などで確認し復習しておくこと。 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 授業内評価(予定)  (授業時間外の学習/ Assignments)  

以上は予定であり,変更する可能性があります。 
今年度は,間に中間テストを平常点として行う予定です。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  20%  途中にオンライン(Forms予定)で中間テスト 
講演会をオンラインで行う予定です 
期末筆記試験  80%  講義の内容を理解した上で,論理的に解答している答案を評価します。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
88 23.9 14.8 17.0 31.8 12.5 0.0 2.1

<テキスト/Textbook>

黒川哲志ほか  『環境法のフロンティア』 (成文堂、2015年2月)

 

<参考文献/Reference Book>

黒川 哲志・奥田 進一・大杉 麻美・勢一 智子 編  『確認 環境法用語230』(成文堂、2009)用語集は講義中に多々使用します。 
 

北村 喜宣  『環境法 (有斐閣ストゥディア)』(有斐閣、2015)ロースクール進学などを検討されている方にお薦めの教科書です。 
 

<備考/Remarks>

対面での授業内評価を行うことに変更しましたので(すでにDuet,E-classでお知らせの通り)注意してください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。