シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△国際労働法
International Labor Law
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  坂井 岳夫

<概要/Course Content Summary>

 企業活動や労働移動についての国際化が進展する現在では,雇用管理にあたって,労働契約法・労働基準法・労働組合法といった主要な労働立法に止まらない,より広範な法制度についての理解が求められる場面が増えています。 
 すなわち,勤務地が海外にあるなどの国際的な要素のある労働契約を締結する場合には,当該契約についての国際裁判管轄や準拠法に関する法的知識が必要になります。また,従業員の雇入れにおいて外国人の雇用を検討する場合には,外国人労働者の受入れに関する法制度の枠内でこれを行う必要があります。さらに,とりわけ労働条件に関する厳格な法規制のない途上国などにおいて雇用管理を行う場合には,労働紛争の発生や社会的な非難を避けるために国際労働基準に関する理解も必要になります。 
 本講義では,このような認識のもとで,国際労働法をめぐる法政策上・法解釈上の問題について解説を行います。

<到達目標/Goals,Aims>

 本講義をとおして,受講生が,国際的に展開する労働関係にかかわるルールについての理解を深めることを目標にします。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料による復習。 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 国際労働法の意義と概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料による復習。 
(実施回/ Week) 第3~7回  (内容/ Contents) 企業活動の国際化をめぐる法律問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料による復習。 
(実施回/ Week) 第8~11回  (内容/ Contents) 労働移動の国際化をめぐる法律問題  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料による復習。 
(実施回/ Week) 第12~15回  (内容/ Contents) 労働者の権利保障のための国際的枠組み  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義資料による復習。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

小レポート  40%  制度や判例に関する理解の正確さ,論述内容の論理性などを評価します。 
レポート試験  60%  制度や判例に関する理解の正確さ,論述内容の論理性などを評価します。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
19 26.3 15.8 10.5 5.3 42.1 0.0 1.8

<テキスト/Textbook>

講義のなかで指示します。

<参考文献/Reference Book>

講義のなかで指示します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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