シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10307262 

△企業ファイナンス法
Law on Corporate Finance
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  舩津 浩司

<概要/Course Content Summary>

株式会社は,多数の者から調達した多額の資金を用いて事業活動を行っている。本講義では,会社の資金調達活動を巡る法的規律として重要な会社法の規律(および金融商品取引法の規律のうち基本的部分)について学ぶ。

<到達目標/Goals,Aims>

企業の資金調達活動に関する法的規律に関する基本的知識を習得すること。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) ガイダンス・復習  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業時間外の学習については,その内容およびそれにかける時間等について,受講者がみずから判断すべきであると考えているため,とくに指示しない。  
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 株式(1):株式の基礎概念  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 株式(2):株式の流通と権利行使  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 株式(3):株式の上場制度  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 株式(4):種類株式1  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 株式(5):種類株式2  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 新株発行(1):募集株式の発行による資金調達(手続)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 新株発行(2):募集株式の発行による資金調達(紛争)  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 9  (内容/ Contents) 社債(1):総説  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 社債(2):手続,利害調整  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 新株予約権(1):総説,手続  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 新株予約権(2):ライツ・イシュー,新株予約権付社債  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) その他の資金調達手段  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments)  

概ね上記の予定で講義を進めるが,資料の分量や分野の難易度に応じて順序の変更,範囲の変更の可能性がある。 
アニメーションを用いたスライド等の視覚資料を用いた説明が多い。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

筆記試験形式またはオンライン形式での評価  100%  その学期の講義内容全体に関する評価を,筆記試験形式またはオンライン形式で実施します。  

その学期の講義内容全体に関する評価を,筆記試験形式またはオンライン形式で実施します。

<テキスト/Textbook>

久保田安彦ほか  『会社法判例40!』 (有斐閣、2019年) 上記は,本講義において重要な役割を果たす資金調達関係の判例法理を平易に解説するものであり,予習・復習の際に参照すべきものである。 

 

神田秀樹  『会社法』第22版  (弘文堂、2020) 講義は,担当者作成のパワーポイントのスライドを基に行うため,その記述に沿って講義を進めるという意味での「テキスト」ではないが,オンデマンド講義の性質に鑑み,予習・復習の便宜のために上記教科書の参照箇所を指示する。(自分で該当箇所が見つけられるのであれば,「会社法1」「会社法2」等で用いた教科書でも構わないが,令和元年改正までに対応している教科書は現在のところ上記のみである) 

 

講義は,担当者作成のパワーポイントのスライドを基に行う。このスライドを基に作成した手許資料をe-classを通じて配布する。オンデマンド講義を受講する際には,この配布資料に書き込みをしつつ受講するとよいだろう。 
講義に際しては,金融商品取引法が掲載された最新の六法を必ず手許に用意すること。

<参考文献/Reference Book>

江頭憲治郎  『株式会社法』第8版 (有斐閣、2018年)より高度な議論を知りたい方はこの本を参照 
 

山下友信=神田秀樹編  『金融商品取引法概説』第2版 (有斐閣、2017年)金融商品取引法に関する基本的な仕組みについてはこの本を参照。 
 

岩原紳作ほか  『会社法判例百選』第3版 (有斐閣、2016)本講義においてご説明する判例の中には,百選にのみ掲載されているものもあるため,参考文献として指示しておく。 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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