シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10306959-156 

△3年次演習2(国際地域研究)-156
Seminar for Juniors 2-156
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  寺田 貴

<概要/Course Content Summary>

 本演習では,なぜ国家は協力し,また対立するのかについて,考察していきます。特に,アジア太平洋の政治経済問題に焦点を当て,「何がいつ起こった」的な,単なる事象としてではなく,「なぜ,どのようにして起こった」といった,結果と原因を解明しようとする意識を常に持ちながら,ゼミを進めていきます。 
 「なぜ,どのように」という問題を設定する上で,これまでいかなる研究が誰によってなされてきたのか,また,どのような分析枠組みで考察するのか,という研究の進め方,方法論の習得が,ゼミ論文を執筆する上で不可欠です。そこで,前期はこのような「何をどう学べばいいのか」に焦点を当てながら,テーマごとのグループ学習を通じて個別のケーススタディを扱っていきます。後期は,それぞれがゼミ論で選択したテーマに関する発表を中心に進めていきます。論文のテーマは,アジア太平洋における協力(統合,機構や制度)と対立(紛争,論争,競争)に関するものであれば,結構です。 
 本演習は 4 年次演習と合同で行い,最初の時間は講師による基本項目の講義とそれに対する質疑応答,15 分間の休憩をはさんで,次の時間は関連テーマに関するディベートを行います。4年生の先輩から学ぶこともいろいろあると思いますので,ゼミ活動には積極的に関与して下さればと思います。 

<到達目標/Goals,Aims>

2コマを連続で使うことで,知識(インプット)と発表・議論法(アウトプット)の両方の習得を同時に行うことができる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2~13  (内容/ Contents) アジア太平洋の国際関係についての基本知識の習得(インプット)と討論(アウトプット)  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ学習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) ゼミ合宿  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 学年末提出のゼミ論について  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 2~13  (内容/ Contents) アジア太平洋国際関係についてのゼミ論作成にむけて(方法論取得と執筆方法取得)  (授業時間外の学習/ Assignments) グループ学習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) ゼミ合宿  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 学年末提出のゼミ論について  (授業時間外の学習/ Assignments)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  60%  討論参加によるクラスへの貢献を重視。 
ゼミ論に対する提出物  40%  質問内容,その設定動機,問題背景の理解。 
 

 

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