<概要/Course Content Summary>
このクラスは,3年次演習からの新規登録を認める。 国際関係の主要な問題をとりあげ,その実態を把握するとともに,分析して報告し,討論する。その際,可能な限り,仮説を提示して,歴史的,理論的,あるいは計量的な検証を試みる。その具体的な方法は,受講生の希望を聞いて調整するが,以下のような方法を想定している。 まず,(1)個々の受講生自身の関心に基づいて,ポスターセッションの形式で自由に報告し合い,受講生がお互いの関心事や問題意識を確認する。その上で,(2)基本的な研究・分析方法について講義する。また,(3)入門的な文献を数回講読し,国際関係の分析に用いる考え方や技法を学習する。つづいて,(4)受講生の希望に基づいてテーマ毎の研究クラスターを複数つくり,クラスター毎に協力して調査・分析を実施する。資料の収集やプレゼンテーションなどの具体的な手法については,作業の各段階でアドバイスし,受講生が自ら実施できるようにする。(5)調査・分析の結果に基づいて中間報告を行い,討論する。 その上で,(6)他大学(早稲田大学・上智大学など)との合同ゼミを開催する。合同ゼミでは日本語で報告・討論を行うが,一部は英語を用いる。 受講生の希望に応じて,専門家(国際機関の職員,国内の官僚・ジャーナリストなど)の話を聞く機会を設け,また政府機関や国際機関などの見学を実施する。また,進路に関して相談に応じ,関連してゼミOB・OGとの交流の機会を設ける。 なお,演習の履修にあたっては,国際関係入門,国際関係理論,国際政治経済論などを履修していることが望ましいが,条件ではない。
<到達目標/Goals,Aims>
1.国際関係に関して専門的な知見を身に着け,また自分なりに考えられるようにする。 2.自分自身の研究テーマをもち,自分なりの問いを設定し,それを解明する技法を身につけられるようにする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2~3
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(内容/ Contents)
ポスターセッション(受講生による自由報告)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
担当者は報告の準備をする。
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(実施回/ Week)
4
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(内容/ Contents)
研究課題の選択と分析方法の解説
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(授業時間外の学習/ Assignments)
自分の選択するテーマを考え,関連する資料を探してみる。
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(実施回/ Week)
5~7
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(内容/ Contents)
論文講読
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(授業時間外の学習/ Assignments)
事前に論文を読んでおく。
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(実施回/ Week)
8~10
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(内容/ Contents)
研究の実施
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(授業時間外の学習/ Assignments)
担当するテーマについて,チームのメンバーが協力して資料の収集や分析を行う。
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(実施回/ Week)
11~13
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(内容/ Contents)
研究の報告
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(授業時間外の学習/ Assignments)
研究に基づいて報告の準備をする。
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(実施回/ Week)
14~15
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(内容/ Contents)
合同ゼミ(他大学と合同ゼミを実施し,研究成果を報告し討論する)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
合同ゼミにおける報告の準備をする。
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各学期15回授業を行う。 受講生の状況や進路などを考慮して,講義内容を修正する場合がある。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,グループ作業の成果等)
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70%
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演習への出席,各種の演習活動に関する積極的参加。
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クラスで発表など
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30%
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研究テーマの調査・分析に対する姿勢とその成果。
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<備考/Remarks>
講義中に多数の文献,情報を紹介する。
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