<概要/Course Content Summary>
本講義は,教室において対面形式で行います。対面授業に出席できない事情がある人(基礎疾患等により対面授業に参加できない学生や,入国できない留学生)であり,所属事務室に申し出た人については,課題を提出してもらうことなどによって対応します。 本講義では,家族法に関するドイツ語の文献を講読します。ドイツの親族法・相続法についての文献を講読することで,実際に使われているドイツ語の文章やドイツ語の専門的な法律文献の読解能力を高めるとともに,ドイツの法制度の仕組みや,これとの対比で日本法の特徴について学びます。 講読する文献は,講義内で配布します。受講生には講義で文献の和訳を報告してもらい,教員がそれに対する解説やコメントをするという形で進める予定です。受講者数や受講生の理解度などによっては,班を編成して作業をしてもらう,日本法について調査・報告をしてもらう,映像資料を視聴する,という可能性があります。 本講義の履修にあたり,受講生には,基礎的な語学力が備わっていることを求めます。基礎的な語学力が備わっているとは,例えば,『ドイツ語入門』を受講したことがある,ドイツ語の初学者向けのテキストを通読したことがある,などを想定しています。 なお,講義には,毎回必ず独和辞書(紙でも電子でもよいです)を持参してください。 本講義では,とくに相続法の文献を中心に講読する予定ですが,受講者の関心など様々な要素に応じて扱う文献を調整します。また,同じ担当教員による「原典講読(ドイツの法と政治)-3」とは異なる文献を扱う予定です。
<到達目標/Goals,Aims>
・専門的なドイツ語の法律文献の読解能力を高める。 ・講義で扱ったドイツの家族法制度についての基礎知識を身に付ける。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
第1回
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(内容/ Contents)
オリエンテーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
文献の翻訳および復習,場合によっては資料の調査
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(実施回/ Week)
第2回~第15回
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(内容/ Contents)
文献の講読および解説
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(授業時間外の学習/ Assignments)
文献の翻訳および復習,場合によっては資料の調査
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受講者数や受講生の理解度,問題関心などに応じて,授業計画を調整します。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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70%
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予習の状況,文献の理解度,講義への出席・参加などを総合的に評価します。
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期末レポート試験
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30%
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レポートのテーマは,講義中に指示します。
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<テキスト/Textbook>
講義内で指示します。
<備考/Remarks>
担当教員との連絡手段:ftakeji@mail.doshisha.ac.jp 第1回の講義を欠席する場合は,上記のアドレスに連絡してください。
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