シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10306013-070 

△原典講読(イギリスの法と政治)-70
Comparative Studies of British Law and Politics-70
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  沼口 智則

<概要/Course Content Summary>

英米圏の法哲学文献を講読し,英書の読解力を養うとともに,英米法哲学の視点からイギリス法の基礎知識の習得と理解を深めていくことをめざしたい。今学期は,対面授業のみを行います。オンライン授業には今回は対応できませんので,出席可能な方の登録をお願い致します。

<到達目標/Goals,Aims>

英米の原典を自分の力で読むことができるようにする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1~15回  (内容/ Contents) 春学期に続き,同じく英米の法哲学の教科書として古典的地位を獲得しているW. Friedman, Legal Theory の中で,part2 A critical Survey of Legal Theories から抜粋し,講読していく。(春学期とは別の箇所)。進行速度に応じて他のpart ないしSection で興味深い箇所に向かっていくが,受講者の関心も聞きながら授業を進めてもいく。必要に応じてビデオ教材も適宜使用。なおテキストの内容は少し難しいが,「中級クラス」ないし上級クラスに近いので基礎的な語学力が備わっていることを前提に講義する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 1回の授業内での範囲の全試訳を行ってくること 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

1.読み進んだ範囲での英文和訳の試験  50%   
2.平常授業での1回ごとの試訳ノートのチェック  30%   
3.ビデオ学習などによる小レポート1~2回  20%   

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
38 42.1 28.9 10.5 0.0 18.4 0.0 2.8

<テキスト/Textbook>

W. Friedman, Legal Theory. Fifth Edition 1967より抜粋する(プリント配布)。

<参考文献/Reference Book>

授業中にその都度指示する。

<備考/Remarks>

グループ発表やディスカッションなど,演習形式も時々折り込んでいくので,積極的参加を期待している。法哲学ないし基礎法の基礎知識も折り込んでいく予定。加藤新平『新版法思想史』(勁草書房)ないし,田中成明・深田三徳他著『法思想史第2版』(有斐閣)あたりを読んでいくと,テキストと講読の内容の理解がより深まると思われる。 
なお本学での法哲学や法思想史関連の科目を受講することが望ましい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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