<概要/Course Content Summary>
【概要】 本授業では,イギリス法に関する文献を講読し,我が国との比較法の手法を習得します。 イギリス法についてや比較法の手法,比較法を用いた研究の進め方などは,随時講義形式で伝えていきます。 他方,各自の興味関心に応じて,自ら英語のニュース記事や論文等を入手して読み解くなど,自由度の高い授業を進めていければと考えています。 「比較法」という手法を通して,受講生一人一人が主体的に,楽しく学問できるような授業にしましょう。 【授業の進め方】 毎週,e-classを通じて授業資料を配布します。 そこに記載されているYoutubeのURLにアクセスしてください。講義動画が始まります。 講義動画自体はそれほど長くありません。 毎回課題がありますので,残りの授業時間を使ってそれをこなしてください。 課題は,原則として授業時間内にできるものを想定しています(個人差はあるかと思いますが)。 内容は,英文の翻訳であったり,資料収集であったり,様々です。 課題の提出は授業の翌々日に〆切を設けますので,動画を貯めておいて学期末に一気見するというようなことはやめましょう。 課題の提出が出席点にもなると思ってください。 本来ならゼミ形式でわいわいと行えればよかったのですが,このような形になって大変残念に思います。 それでも楽しく勉強しましょう。どうぞよろしくお願いします。
<到達目標/Goals,Aims>
日本とイギリスの法制度を比較しながら英語文献を講読することで,あるテーマについて相対的に検討する能力を身に着けます。これにより,法律学という学問に欠かせない比較法的手法を習得することができます。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
第1回
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(内容/ Contents)
ガイダンス 講読予定の文献の配布,授業の進行方法の共有,前提となる知識の確認など
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(授業時間外の学習/ Assignments)
特に無し
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(実施回/ Week)
第2回~第4回
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(内容/ Contents)
講義による講読・解説
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(授業時間外の学習/ Assignments)
文献の予習・翻訳と講義の復習
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(実施回/ Week)
第5回~第14回
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(内容/ Contents)
受講生各自の「比較法」実践
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(授業時間外の学習/ Assignments)
学術的「問」の定立,文献の収集・翻訳,レポートの作成
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(実施回/ Week)
第15回
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(内容/ Contents)
全体のまとめ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
復習,レポートの作成
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受講者の理解度や要望,受講者数に応じて,授業内容や進行方法を変更することがあります。 受講者数が少なければ少ないほど,個別的な指導を厚く行うことができます。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
毎週の小課題
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40%
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毎回,翻訳や文献収集などの課題を出します。その提出如何や内容によって,評価をします。
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期末レポート試験
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60%
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各自で立てた「問」について,比較法的手法を用いて「答え」を出すことができているかを重視します。
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本授業は,各受講生の主体性を尊重した自由度の高い授業です。そのため,各自の取り組みをなるべく柔軟かつ積極的に評価するつもりです。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
38 |
36.8 |
10.5 |
2.6 |
5.3 |
44.7 |
0.0 |
1.9 |
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<備考/Remarks>
テーマの設定は個々人が自由に行います。そのテーマ設定によって,報告内容も扱う文献も,教員による講義内容も異なります。そのため,年度ごと・またはクラスごとに,授業内容が同一になることはありません。
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