<概要/Course Content Summary>
アメリカ民事法の基礎理論を入門書を使って概観した後に,アメリカの不法行為法(law of torts)について学修します。アメリカ法の基礎となるこの法分野の学習を通じて,アメリカ法の基本的な考え方を身につけることを目的としています。アメリカ法にはじめてふれる方々のために,アメリカ法の歴史,アメリカ民事法の基礎について言及した後で,判例法の典型ともいうべき不法行為法に移ります。なお,基礎的な語学力が備わっていることを前提に授業を展開します。
<到達目標/Goals,Aims>
アメリカの法制史,アメリカ民事法の基礎を理解した上で,アメリカ不法行為法の基礎とともに,わが国との比較法的素養を習得します。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
講読クラスの目的の説明と学生カードの記入,文献の配布
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(授業時間外の学習/ Assignments)
第1回目のみAssignmentはありません。担当者作成のアメリカ法の基礎テキストを配布します。今後の授業のために復習が必要です。また,指定の日本語図書を購入して持参してください。
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(実施回/ Week)
2-8
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(内容/ Contents)
文献の講読(文献講読中に関連する日本語によるまとめを配布)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
英文文献の講読範囲は,授業最後にお知らせしますので,必ず予習をしておいて下さい。また,日本語図書の英文該当箇所をお知らせしますので,参考のために読んでおいてください。
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(実施回/ Week)
9
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(内容/ Contents)
文献の講読とクイズ(小テスト)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
クイズは既に講読を終了した範囲から出題します。復習をしておけば解答できます。
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(実施回/ Week)
10-13
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(内容/ Contents)
文献の講読(文献講読中に関連する日本語によるまとめを配布)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
文献の講読範囲は,授業最後にお知らせしますので,必ず予習をしておいて下さい。また,日本語図書の英文該当箇所をお知らせしますので,参考のために読んでおいてください。
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(実施回/ Week)
14
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(内容/ Contents)
担当者作成の関連日本語文献の配布と解説
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(授業時間外の学習/ Assignments)
アメリカ不法行為法全般について日本語文献を使ってまとめていきますので,復習が必要です。
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
まとめとクイズ(小テスト)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
第14回につづいて,アメリカ不法行為法のまとめです。本時はこれまでに講読してきた範囲をまとめますので,既に講読した範囲をもう一度見直す予習が必要です。
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<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)
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30%
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クラス参加を重視します
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授業中のクイズ(小テスト)
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30%
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クラスへの貢献度
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40%
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英文訳出作業がなされているか(20%)と訳出の的確さ(20%)で評価します
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<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
37 |
59.5 |
10.8 |
8.1 |
0.0 |
21.6 |
0.0 |
2.9 |
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<テキスト/Textbook>
William Burnham
, INTORODUCTION TO THE LAW AND LEGAL SYSTEM OF THE UNITED STATES
,
第5版
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(Thomson & West, 2011)
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英文教材は必要箇所を複写して配布します
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楪博行 『アメリカ民事法入門』第2版
(勁草書房、2019)
予習・復習と授業の際に使用します。なお,使用方法は授業の際にお知らせします。
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<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks>
なお,過年度に開講されたクラスとは内容を変えています。
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