シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10306011-019 

△原典講読(アメリカの法と政治)-19
Comparative Studies of American Law and Politics-19
1単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  菅沼 靖志

<概要/Course Content Summary>

このクラスは教室において通常の対面形式で行います。 
 
毎回,数人に発表してもらうという原典講読クラスの性質上,映像のネット配信は行いませんが, 
病気等で授業に来られない学生に対してはe-classやメール等でサポートいたします。 
 
 
「アメリカの衰退」が指摘されるようになって久しい。ベトナム戦争に始まり,ドル危機,双子の赤字,製造業の衰退,テロとの戦いの迷走,リーマンショック,中国の台頭,最近ではMake America Great Againのスローガンまで,アメリカのパワーの後退が語られるようになって半世紀が経つ。議論が繰り返されること50年である。アメリカはどのように「衰退」しているのだろうか。アメリカにはいろいろな顔がある。どの部分が衰退し,どの部分がそうでないのか。そもそも「超大国アメリカ」,「アメリカの世紀」,「パックス・アメリカーナ」,「アメリカン・ウェイ・オブ・ライフ」といった言葉で言い表されるアメリカの巨大なパワー,影響力を生み出したものは何なのか。 
 このクラスではアメリカのパワーの源泉を考えるのに有益と思われる英語文献(書籍,雑誌,新聞等)を選び出し講読する。   
ここでは法・政治関連よりも社会,文化,科学関連の文章(移民問題,ミレニアル世代のライフスタイル,最新IT・AI事情など)を中心に読んでいきたい。なお,基礎的な語学力が備わっていることを前提に講義する。 

<到達目標/Goals,Aims>

世の中には色々なアメリカ論があるが,それらに接するとき,アメリカの「パワーの源泉」についての知識があると,議論・評価・分析のためのひとつの土台として役に立つと思われる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
 
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 講義の目的,進め方,採点方法などの説明。 
 
読んでいく英語文献については受講生に意見を聞きながら決定する。 
 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2~14回  (内容/ Contents) 英語文献の訳と解説を中心に講義を進める。  
そのうち1~2回は映像(ドキュメンタリー,映画の一部など)を活用。 
 
授業進度は変わることがある。 
 
(授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 全体の総括,レポートの提出  (授業時間外の学習/ Assignments)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  60%   
提出物  40%   

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
41 26.8 46.3 17.1 0.0 9.8 0.0 2.8

<備考/Remarks>

このクラスは教室において通常の対面形式で行います。 
 
 
毎回,数人に発表してもらうという原典講読クラスの性質上,映像のネット配信は行いませんが, 
病気等で授業に来られない学生に対してはe-classやメール等でサポートいたします。 
 
毎年似たようなテーマで授業を行っておりますが,配布する英語の文章は過年度のものとは重複しません。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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