<概要/Course Content Summary>
法的思考はどのようなものであろうか, という関心に基づき, 本科目においては,法的思考(Thinking Like a Lawyer)に関する英米の文献(英語)を講読していきます。 法学の知識の獲得もさることながら,様々な視角からこれまでの「当たり前」な見方を捉え直しすることで,「法とはなにか」といった法そのものに対する洞察と,そして,「Thinking Like a Lawyer」と言われるような法的なモノの見方を学んでいくことに重点を置いています。 各回の授業では,担当者を割り振り,配布された文献の該当箇所についてプレゼンテーションを求めます。 プレゼンテーションにおいては, 与えられたテキストの和訳のみではなく,その後の講義で議論できるような内容の整理が求められます。 講義においては,プレゼンテーションに基づき,アメリカの法制度・法理論について解説をしながら授業を進めます。 なお,本講義は基礎的な語学力が備わっていることを前提に講義します。 また,授業の内容の理解を深めるために,適宜,課題の提出を求める場合があります。
<到達目標/Goals,Aims>
受講生が,法的思考に関する文献の講読を通じて,(1)法学の世界で用いられる専門用語に関する知識を増やし,原典を読解する能力を高めること,(2)法的思考についての理解を深めることを目的としています。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
イントロダクション: 本コースのねらいや進め方の説明,受講する際の注意事項,評価基準などを説明します。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
2-14
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(内容/ Contents)
文献講読+各トピックに関する議論: 報告者による説明を基にして議論します。以下の報告では,文献紹介だけでなく各トピックについて自ら疑問に感じたことも併せて報告して下さい。
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(授業時間外の学習/ Assignments)
授業で扱う文献についてきちんと読んでくること。報告者は報告レジュメを用意してくること
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
全体のまとめ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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40%
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平常点に関しては,出席と聴講態度,出席時のアンケートを基本に算出します。
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期末レポート試験・論文
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40%
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授業中に解説した事例・概念についての問題を課す予定です。
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クラスで発表など
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20%
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講義内で指定された内容に対する報告(英文和訳)の程度で判断します。
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<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
16 |
25.0 |
62.5 |
0.0 |
0.0 |
12.5 |
0.0 |
2.9 |
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<備考/Remarks>
なお,過年度に開講されたクラスとは内容が異なる。
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