2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

アメリカ税法の概要が理解できる英語文献を輪読する。アメリカ税法を学習する上では，さしあたり，（1）アメリカ税法の制度上の特徴や紛争処理の仕組みなどを概観すること，（2）アメリカにおける所得課税法の基本的な組立てを理解すること，（3）アメリカの租税判例は，どのような争点の下で争われてきたのかを概観すること，（4）アメリカにおける政策的な課題と税制との関連を理解すること，などが検討課題として挙げられる。　
最終的には，受講者の関心をも考慮して文献を決めたい。授業は輪読形式による。報告者は，割り当てられた箇所を全訳した上，これを他の受講者に配付して発表すること。秋学期は，より専門的で，技術的な文献を読む予定である。　
なお，将来，田中を修士論文指導教員に希望する者は，この科目を受講すること。

＜到達目標/Goals,Aims＞

学生が，アメリカ税法の仕組みや争点を理解することができるようになる。

＜授業計画/Schedule＞

すべての受講者が文献を全訳したうえで受講することを原則とする。英語文献のみではなく，日本語によるアメリカ法，アメリカ税法等の研究書，解説書の参照も不可欠である。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜備考/Remarks＞

過年度に開講されたクラスとは内容が異なります。