シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


30305981-007 

△文献研究(英語)-7
Research in Documentary Study (English)-7
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  川和 功子

<概要/Course Content Summary>

 民法及び民事特別法上の法的課題を中心とする英語の文献につき研究する。このクラスでは,主として民法総則(消費者契約法などの特別法も含める),および債権法の分野における文献について(英米法における契約法,不法行為法,消費者法を中心とする分野)取り扱うが,民事法におけるその他の重要な課題,労働法,国際私法,知的財産権法,憲法等受講生の興味のあるその他の分野についての文献についても相談の上取り扱うことも可能である。学部生については,法律に関連した時事問題について取り扱うことも可能である。受講生個人の興味に応じた分野における文献について,それぞれ検索,収集,翻訳し,報告を行うことを主たる目的とする。受講生の希望に応じて,新聞記事等を使用し,時事問題についての小報告,ディスカッションを行い,英語で聞き,書き,話し,パワーポイント等でそれぞれが選んだトピックについてプレゼンテーションをすることができる様,指導することも可能である。 
 関連する英国法,米国法,EU法,オーストラリア法等,英語で判例や学術論文,新聞記事等を読むことを通じて,法律上の問題点の所在や学説の状況を知り,外国語文献の資料の検索,収集方法,翻訳の仕方,議論の進め方,論文における引用方法等を一通り身につけてもらうことを目的とする。大学院生については,修士論文のテーマの発見,論文において比較法的考察を行うためにこのクラスを活用することも可能である。学部で一通りの知識を身につけていることを前提とし,参加者相互間及び演習担当者との議論を通して,さらに問題への理解を深めることが目的である。

<到達目標/Goals,Aims>

 関連する外国法判例や学術論文を検索,収集,翻訳することを通じて,法律上の問題点の所在や学説の状況を知り,外国法資料の収集方法や翻訳の仕方,比較法研究のための議論の進め方,引用の仕方を身につけてもらう。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1-4  (内容/ Contents) 研究テーマの設定・検索指導・英米法における基礎的な概念,用語の解説,引用方法についての指導など  (授業時間外の学習/ Assignments) 1-2時間 
(実施回/ Week) 5-14  (内容/ Contents) 論文,判例についての文献研究の報告  (授業時間外の学習/ Assignments) 1-2時間 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総合  (授業時間外の学習/ Assignments)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  70%  出席,課題の達成度 
小レポート  30%  提示された課題に関して適切な内容であるかどうか 

<備考/Remarks>

なお,過年度および春学期開講のクラスとは内容が異なる。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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