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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 経済情勢が厳しさを増している現状において,取引上の地位が優越している大企業が中小企業との取引において,相手方に不当に不利益を与えることがあり,こうした行為は,優越的地位の濫用として,独占禁止法上の不公正な取引方法に該当する場合には,禁止されており,平成22年1月以降は,課徴金納付命令の対象にもなっている。最近数年間においても,大規模小売業者が納入業者に対し,コンビニチェーンの本部が加盟店に対し,メガバンクが融資先の中小企業に対し,優越的地位の濫用行為を行ったとして,公正取引委員会から法的措置が命じられている。競争法によるこうした規制の法理と規制制度の概要,運用実態を学習する。さらに,独占禁止法の優越的地位の濫用行為の特別法として制定されている下請法について,規制の概要と運用実務について学習する。 <到達目標/Goals,Aims> 独占禁止法における不公正な取引方法の位置づけを学習し,取引上の地位利用の典型的行為である優越的地位濫用行為規制の法理論を学び,規制の根拠と必要性を理解し,優越的地位の濫用の事例を踏まえ,独占禁止法及び下請法の運用実務を理解し,違法性の判断要素を検討できるようになること。 <授業計画/Schedule>
<授業時間外の学習> <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<テキスト/Textbook>
指定したテキスト以外の教材は,適宜教員が配布する。 <備考/Remarks> 過年度に開講されたクラスとは内容が異なります。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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