シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10280282-001 

△国語科教育法C-1
Methods in Teaching Japanese Language and Literature C-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  青木 隆之

<概要/Course Content Summary>

春学期の「国語科教育法B」(青木担当)に準ずる。教育実習や教員採用試験も念頭におきつつ,現場で求められる国語科教員像についても言及する。後半は模擬授業を中心とし,その合評会を通じて各単元の指導上のポイントを講義する。また,学習指導案・考査問題の作成などにも取り組む。なお,本授業は「皆出席」が前提である。 
中学校・高等学校での教諭経験を有する教員が,国語科教育の現状と問題点をふまえ,国語科教育全般について概説する。

<到達目標/Goals,Aims>

<知識>国語科教員としての立場から必要な認識を深められるとともに,授業を展開するに十分な実力を身につけること。 
<技能>教育実習に向けて,教材研究,指導案作成,授業展開を実践的にできるようになること。 
<態度>日常生活の中で,文学や言葉(国語)に関する多様な情報や国語科教育及び教育全般についての報道等に敏感になり,様々な課題を発見できるようになること。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス(本授業の学習内容,授業の方法と予定,評価方法,模擬授業の説明等)  (授業時間外の学習/ Assignments) シラバスの精読(30分)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 学習指導要領における国語科の目標や内容を学ぶ。  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習指導要領に関する予習・復習を行う(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 学習指導案の構成とその内容を学び,作成能力を養う。  (授業時間外の学習/ Assignments) 学習指導案について予習・復習を行う(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 「話すこと・聞くこと」の領域について,実践例をふまえ,授業計画に活かす力を養う(情報機器及び教材の活用を含む)。  (授業時間外の学習/ Assignments) 実践例も参考にしつつ,授業設計の向上に活かす(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 「書くこと」の領域について,実践例をふまえ,授業計画に活かす力を養う(情報機器及び教材の活用を含む)。  (授業時間外の学習/ Assignments) 実践例も参考にしつつ,授業設計の向上に活かす(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 「読むこと」の領域について,実践例をふまえ,授業計画に活かす力を養う(情報機器及び教材の活用を含む)。  (授業時間外の学習/ Assignments) 実践例も参考にしつつ,授業設計の向上に活かす(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 「伝統的な言語事項と国語の特質に関する事項」について,実践例をふまえ,授業計画に活かす力を養う(情報機器及び教材の活用を含む)。  (授業時間外の学習/ Assignments) 実践例も参考にしつつ,授業設計の向上に活かす(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 具体的な教材をもとに,教材観を深めて授業を構想することを学ぶ。また,実際の問題作成を体験する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 教材観,授業構想,実際の授業展開,発問や学習ポイントと,問題作成との関係を確認する(1時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(小説―板書方法を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(小説―発問の仕方を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(評論―板書方法を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(評論―発問の仕方を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(古典―板書方法を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 受講生による模擬授業,受講生相互の模擬授業検証,担当教員の指導助言(古典―発問の仕方を中心に)  (授業時間外の学習/ Assignments) ①模擬授業の準備(担当者は3時間)。 ②模擬授業後の検証を通じて授業改善の視点を獲得する(全受講者1時間)。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括として,望ましい国語科の授業や国語科教員像について考える。  (授業時間外の学習/ Assignments) 総括に向けて,国語科教員の役割等について考える(1時間)。 

春学期の「国語科教育法B」を受講していることが望ましい。また,模擬授業は,受講者全員が行う(「国語科教育法B」で行った者も含めて)。また,受講者の人数に応じて,日程や実施方法を変更する場合がある。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  授業参加態度 
提出物  30%  学習指導案,その他の提出物 
見学会・実験・実習評価・実技テスト・模擬授業等  40%  模擬授業(担当学生の模擬授業,受講した学生の参加態度) 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
29 79.3 13.8 3.4 0.0 3.4 0.0 3.7

<参考文献/Reference Book>

文部科学省  『『中学校学習指導要領』(最新版)』
 

文部科学省  『『中学校学習指導要領解説 国語編』(最新版)』
 

文部科学省  『『高等学校学習指導要領』(最新版)』
 

文部科学省  『『高等学校学習指導要領解説 国語編』(最新版)』
 

<備考/Remarks>

本授業は,春学期の「国語科教育法B」を受講したものとして展開する。 
 

 

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