2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

まずは博物館資料の概念（意義と種類），資料収集・受け入れの理念と方法，及び整理方法について具体的に学ぶ。また資料の調査・研究については，内容とその意義を確認し，具体的に彫刻・絵画・工芸などを取り上げ，それぞれの基礎知識と基本的な取り扱い方を学ぶ。さらに資料の保存修復の重要性，そして資料のこれからの可能性についても考えてみる。以上様々な観点から博物館資料への理解を深める。

＜到達目標/Goals,Aims＞

博物館資料は人類共有の財産である。その資料を活用し次世代に伝えていくために，資料の概念を知るとともに，収集・整理に関する理論と方法を学ぶ。また資料の調査・研究活動について，その内容と意義を理解し，資料の取り扱い方の基礎を具体的に学ぶことにより，博物館資料に関する基礎的能力を養う。

＜授業計画/Schedule＞

場合により授業内容を変更する可能性がある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

平常点は毎回の出席とともに講義内容に関する感想や質問などを重視する。小テストは１回実施，講義内容の理解度を確認する。小レポートは１回提出，インターネットを活用し博物館と博物館資料について調べてもらい，どれだけ現状を理解しているかを確認する。

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

プリントを配布する。

＜参考文献/Reference Book＞

授業中に指示する。

＜備考/Remarks＞

毎回の資料プリントはe-classを利用して配布する。講義時間までに各自準備し，講義に持参すること。