シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10270316-001 

○日本文化史概説(1)-1
Introduction to Japanese Cultural History (1)-1
2単位/Unit  春学期/Spring  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  矢内 一磨

<概要/Course Content Summary>

人間が自然に対して働きかけ産み出された現象すべてが文化である。ここでいう文化には,政治・経済・宗教・美術・技術・生活意識などあらゆるものが含み込まれている。文化史学とは,いわゆる芸術文化だけではなく,過去における人間の営為すべてを対象とするスケールの大きな学問である。本講義では,日本列島における古代から近現代に至る文化史を各時代のさまざまなテーマを通して,学ぶことを目的とする。特に,人物・地域・社会的結衆・寺社・災害などに関する具体的な主題を学ぶことによって,日本文化の特質を理解していく。

<到達目標/Goals,Aims>

古代から近現代に至る日本史について,各時代の特色を踏まえることで,その時代精神を探り文化史的展開を把握をできるようになる。史料に親しむ楽しさの一端に触れることで,文化史学研究の入り口に立つことができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 内藤湖南『日本文化史研究』(上)を学ぶ 1 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 2 
 
(内容/ Contents) 内藤湖南『日本文化史研究』(上)を学ぶ 2  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 内藤湖南『日本文化史研究』(上)を学ぶ 3 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 内藤湖南『日本文化史研究』(上)を学ぶ 4 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本文化史を考えるに当たって 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 文化史と内藤湖南  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 日本文化の黎明  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 古墳とその時代  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 国家仏教 聖徳太子  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 民間仏教 行基  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 平安仏教 最澄と空海  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 神仏習合思想と末法思想  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 鎌倉新仏教の祖師たち  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 史的展開と原点回帰   (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 春学期の総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義の復習と参考文献の読解 

講義の進み具合によって上記テーマから取捨選択して講じる。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

内藤湖南『日本文化史研究』上を学んでのレポート  40%  4本をきちんと提出すること。内藤湖南の著書を選ばないでも別途提示したテーマを選んでも可。 
ネット講義の視聴と受講レポート  30%  正確な講義の理解。 
春学期を受講してのレポート  30%  文化史的な歴史の見方についての正確な理解。 

レポートについては,内容の正確な理解(80%)と受講者の学術的な知見(20%)を評価する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
17 23.5 35.3 29.4 5.9 5.9 0.0 2.6

<参考文献/Reference Book>

村上一博・西村安博編  『『新版 史料で読む日本法史』』(法律文化社、2016年)
 

内藤湖南   『『日本文化史研究』(上)(下) 』(講談社、1976年)
 

西田直二郎  『『日本文化史序説』』(改造社、1947年)
 

<備考/Remarks>

講義では,史料原典を読解する場合があります。講義理解のため,中辞典程度の漢和辞典,古語辞典に親しんで下さい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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