シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10270214-005 

△日本文化史演習Ⅱ(2)〔史2年〕-5
Seminar in Japanese Cultural History II (2)-5
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  小林 丈広

<概要/Course Content Summary>

 明治維新から近現代にかけての史料の読解に取り組む。秋学期は,春学期同様,テキストを基本にしながら,関連史料の調査,報告を行う。多様な史料を取り上げるが,進捗状況によっては,くずし字の史料(近世の地方文書や近代政治家の書翰など)を取り上げていく。その過程で,用語の調べ方,インターネット情報やリーダープリンターの使い方,くずし字の読み方なども習得していく。秋学期には,報告テーマについても学生自らが設定し,その内容を深めることになるので,より主体的な関わりが求められる。予習と発表のための資料づくりが重要である。 

<到達目標/Goals,Aims>

 日本の近世や近現代の史料を中心に,歴史学で扱う史料について理解を深め,その調査方法を学ぶ。また,皆の前で発表し,討議をすることを通じて,史料読解能力を高める。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 秋学期の進め方について  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習 
(実施回/ Week) 2~10  (内容/ Contents) 発表と輪読  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成 
 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) フィールドワーク(調査実習)  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習 
(実施回/ Week) 12~14  (内容/ Contents) 発表と輪読  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  90%  出席状況,普段の報告内容などで評価 
小テスト,レポートなど  10%  小テスト,課題レポートなど 

フィールドワークが企画されたときには参加が必須。

<テキスト/Textbook>

由井正臣・小松裕編  『田中正造文集(一)(二)』 (岩波書店(文庫)、2004~2005年) 必ず毎回持参すること。 

 

<参考文献/Reference Book>

由井正臣・小松裕編  『亡国への抗論』(岩波書店、2000年)
 

  『田中正造全集』全20巻 (岩波書店、1977~1980年)
 

その他,進捗状況に合わせて適宜指示する

<備考/Remarks>

出席は必須。無断欠席は認めないので事情がある場合には必ず相談すること。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。