シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10270124 

△文化史特論(4)
Topics in Cultural History (4)
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  母利 美和

<概要/Course Content Summary>

近世身分の成立,身分と「役」との関係,身分と社会集団の問題,身分と地域社会,身分とジェンダー論との関係など,近世の身分制社会の諸問題を多角的視野から考える。講義は,一方的に話すのではなく,レジュメによる概説と問題提起をおこない,皆さんへ問いかけながら対話型講義としたいと考えています。

<到達目標/Goals,Aims>

(1)日本の近世は「身分制社会」と呼ばれるが,どのようにして身分が成立したのかを考える。 
(2)近世における身分と,それぞれの身分に定められた人々が果たす「役」とは何かを考える。 
(3)「身分的中間層」論と身分の流動性について考える。 
(4)最新の身分制研究の到達点と問題点を整理する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) プロローグ;身分とはなにか  (授業時間外の学習/ Assignments) とくになし 
(実施回/ Week) 第2回 
 
(内容/ Contents) 近世身分の成立-豊臣秀吉から徳川家康へ-  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 「士農工商」とはなにか  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 近世国家と「役」  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 「町人」と「百姓」  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 「町人」とは何か  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 「職人」とは何か  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 「賤民」とはなにか  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 「武士」とは何か①-百姓・郷士から「武士」への身分移動-   (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 「武士」とは何か②-足軽は「武士」か-  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 身分と社会集団(三昧聖)   (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 身分と社会集団(在村具足師)  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 身分と社会集団(相撲年寄)  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 身分と社会集団(陰陽師)  (授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) エピローグ;近世の身分と社会 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各回ともに前回の復習をしておくこと。 

受講者の状況により,講義方法や一部内容を変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  出席のみならず,対話型授業のなかでの応答状況 
小レポート  30%  授業の中間で小レポートあり。 
期末レポート試験・論文  50%  授業の理解度を確認します。 

レポートは,授業内容を踏まえて,論理的に書かれているかを評価します。

<参考文献/Reference Book>

高埜利彦,他  『シリーズ近世の身分的周縁』(吉川弘文館、2000年)
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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