2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

テーマ「琵琶湖・淀川流域の人と自然 」　
　
地理学の根幹をなす地誌学は，自然と人文現象の両方の観点から，総合的に地域の性格や特色を明らかにしようとする学問です。授業では，京都と深く関わってきた琵琶湖・淀川流域を様々な角度から観察し，地域の特性（地域性）を考える視点や方法を学ぶことを目的とします。

＜到達目標/Goals,Aims＞

①地域性は自然・環境・気候・歴史・文化などの諸要素が複雑に絡み合って形成されていることを学習する。　
②周辺と相互に様々な影響を与えながら京都が形成されてきたことを学習する。　
③地域調査の方法や考え方を学習する。　

＜授業計画/Schedule＞

オンデマンド型のオンライン授業で行います。　
　
PowerPointに音声を吹き込んだスライドショーと配布資料を毎週配信します。　
音声（約６０分）＋ミニ演習とノート整理（約２５分）＋LMSでの出席の回答（約５分）の構成です。　
　
（１）各会の授業では，最後に地図などを観察してLMSで報告するミニ演習を取り入れます。　
（２）LMSでの報告が出席点（各1点：計15％）と課題点（各2点：計30％）になります。　
（３）翌週のスライドでミニ演習の答え合わせをします。　
（４）事前にミニ演習してもらった内容が，翌週の講義で取り上げる地域の重要な事例となるので，　
　　　予習も兼ねてミニ演習にも取り組んでもらいます。　
（５）並行して，取り上げる地域や事例の概説を説明し，翌週のミニ演習が出題されるという講義の構成になります。　
　
※受講生の希望が多ければ，フィールドワーク（現地調査を行い地図や資料の読み方を学習する）を１度行うかもしれません。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

授業では毎回ミニ演習を取り入れ，演習の内容に関するクイズにレスポンスカードで答えてもらい出席を確認します。ミニ演習の答え合わせや解説は，翌週行います。

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

＜テキスト/Textbook＞

独自に作成した資料を毎回配布します

＜参考文献/Reference Book＞

＜備考/Remarks＞

講義中に地図を塗ったり簡単な作図を行ったりすることがあります。色鉛筆や蛍光ペンを用意してください。