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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 前の世紀の転換期ウィーンで活動した美術史家アロイス・リーグル(Alois Riegl. 1858-1905)は,その著書にによって,現代美術に通じる重要な問題系を提示しました。「視覚的受容と触覚的受容の問題」(『末期ローマの美術工芸』1908),「注視を手がかりとする美術作品におけるコミュニケーションの問題」(『オランダ集団肖像画』1902),「記念碑について」(『近代の記念碑崇拝』1903)などがそれに当たります。リーグルのこうした著書を出発点として,リーグルから影響を受けたヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjami, 1893-1940)の著述も手がかりとしながら第二次大戦以降の美術を読み解きます。対象となる動向は,抽象表現主義,シュルレアリスム,ミニマリスム,ランドアート,そして近年のプロジェクションによるアート作品とします。単にこうした動向を紹介するだけではなく,こうした表現が生まれ,受け入れられていった社会的,政治的背景についても言及します。 <到達目標/Goals,Aims> 20世紀後半以降の美術通史が展望できるようになる。それぞれの美術表現が生まれた同時代の美術史的アプローチの仕方の変化がわかるようになる。あわせて,同時代の社会情勢,大衆文化の変化についても目配りができるようになる。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
リーグルに関する参考文献のうち,少なくともどれかひとつは精読してもらうことを前提とします。その上で,学期中もしくはその前後でも,現代美術展を実際に鑑賞してもらうことを受講生には望みます。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<参考文献/Reference Book>
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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