シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10260102-003 

△美学芸術学基礎演習Ⅱ-3
Basic Seminar in Aesthetics and Art Theory-3
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  佐藤 守弘

<概要/Course Content Summary>

美学・芸術学・芸術史とはどのような学問であるのか,あなたの関心はどこにあるのか,あるいは,あなた自身はどのような問題意識をもっているのかを,他の人との対話を通して発見すること。それがこの演習の目的です。したがって,自分で発表することと,他の人と議論することが最も重要です。しかし,それと同時に,発表の仕方や,発表原稿の書き方(相手を説得する技術)を学習することも大切です。

<到達目標/Goals,Aims>

美学・芸術学・芸術史とはどのような学問であるかを認識し,それにふさわしい問題・結論・立証方法を自覚できるようになること。 
 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業で紹介する参考文献やwebサイトを参照し,理解を深めて下さい。  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 美学・芸術学・芸術史に固有な問題と結論と立証手続き   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表原稿の書き方(前提の提示/先行研究の紹介と批判/問題の提起/立証手続きの説明/結論の提示)   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 注の付け方/引用の仕方/出典の書き方/資料(図版・スライド・動画)の提示方法   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 研究資料の探し方(著書検索/雑誌論文検索/カタログ検索/画像検索/サイト検索/美術館・博物館の見学)   (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表と議論(1)/学術論文とはなにか  (授業時間外の学習/ Assignments) 実物を観たり聴いたりすることが基本です。美術館・映画館・劇場・コンサート会場に足を運ぶとともに,参考文献やwebサイトを参照して,発表の準備をしましょう。また,他の発表者へのコメントを熟読しましょう。  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表と議論(2) /学術論文の用語法  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表と議論(3)/研究領域/ディシプリンとはなにか  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表と議論(4) /イメージ/モノを扱う諸領域  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 発表と議論(5) /ミュージアムについて  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 発表と議論(6)/図書館について  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 発表と議論(7) /アーカイヴズについて  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 発表と議論(8) /オンライン資料について  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) レポートの書き方・提出の仕方  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート課題を念頭に置いて,質問を考えておきましょう。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 

受講者数に応じて,授業計画が変更される場合があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  30%  発表の内容についてはもちろんのこと,発表の仕方についても十分意識的であること。他の受講者の発表をよく聞き,質疑応答に積極的に参加すること。 
期末レポート  70%  自分の発表原稿を,授業中の質疑応答を踏まえて訂正の上,に提出すること。授業で学んだ「原稿の書き方」が守られているかどうかがポイントです。  

<参考文献/Reference Book>

島本浣,岸文和  『絵画のメディア学-アトリエからのメッセージ-』(昭和堂、1998年)
 

その他,発表内容に応じて,適宜指示します。

<参照URL/URL>

佐藤守弘の講義情報 
 
佐藤守弘「学術論文を書くために」 
 

<備考/Remarks>

何かを観たり聴いたりすることと,受講者が観た/聴いたことについてお互いに話し/聞くことが目的です。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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