|
|||||
※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
<概要/Course Content Summary> 《スパイラル・ジェッティ》(渦巻状の突堤)とは,アメリカのアーティスト,ロバート・スミッソン(Robert Smithson, 1936-1972)が,1970年にユタ州のソルトレイクの湖に制作した彫刻作品です。長さ450㍍,幅250㍍ほどの大きさで,その名の通り,ゼンマイのように渦を巻くかたちをした突堤状の造形作品です。同作は,その規模と制作理念に照らし合わせて,この時期アメリカで脚光を浴びたランド・アートを代表する作例として,数多くの20世紀美術史の概説書に紹介されてきました。しかしながら,この作品は,単にこうしたモノ単体で終わるものではなく,テクストと映画という異なる二つの媒体によっても作品として後世に残されました。本講義は,この三つの媒体によって制作された《スパイラル・ジェッティ》とは何であったのか?その成立の背景を紹介,分析した後,その今日的意義を解読,解釈しようとするものです。批評家としての彼の業績にも目を配りつつ,場所が芸術作品を生み出す力,また逆に芸術作品が場所の意味を変える力について,一つの作品をとおして考えを深める機会にしたいと思っております。 <到達目標/Goals,Aims> 受講生が《スパイラル・ジェッティ》という作品を総体的に捉えることができるようになる。そのことによって,「ランド・アート」という表現形態が何を意図し,何を目指していたのか,今日的視点で捉え直すことができるようになる。 <授業計画/Schedule>
毎回レジュメを用意します。授業中に記述を求めるコメントシートの内容も評価の対象とします。期末レポートの課題の内容と締め切りに関しては,授業中に伝えます。それ以外の伝達手段はとりません。受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性もあります。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
レポートの課題に関しては,まず,根拠となる文献を正確に読み込むこと,その上で自分の見解が述べられているか否かを評価の対照とします。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<参考文献/Reference Book>
|
|
お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
|
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。 |