シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10260074 

△芸術学特論(4)
Topics in Art Theory (4)
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  伊達 立晶

<概要/Course Content Summary>

独文学・仏文学などのように文学が国ごとに分けて研究される現代において,芸術の一ジャンルとして文学(特に詩)を挙げることはますます稀になりつつある。しかし伝統に即して見れば,西洋の詩は古代ギリシアやローマの古典詩学の規範を共有し,その伝統を遵守したりそれに反抗したりしながら,相互に影響しあっていたのであり,あるいはまた絵画の「姉妹技芸」と見なされて「芸術」の中核をになってきたのでもあった。この講義では古典詩学以降の様々な詩論を読解し,芸術としての詩のあり方について考察していきたい。この授業では特に近代ドイツとフランスの詩論と絵画論を中心的に扱う。春学期の芸術学特論(3)とも内容的に関連し,文化的影響や異文化間の類似や差異についても適宜指摘するが,必ずしも芸術学特論(3)の受講を前提とはしていない。

<到達目標/Goals,Aims>

芸術・文学とその理論の歴史的展開を理解することができるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) バロック期の詩と絵画  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ヴィンケルマン・レッシング論争  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) レッシングの詩画比較論と古典詩学の伝統  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) レッシング,ヘルダーへのイギリスの天才論の影響  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) シラーの天才論  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ドイツ・ロマン主義の諸相  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) フランス詩と古典詩学の伝統  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ドイツ・ロマン主義のフランスへの影響  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ユゴーとフランス・ロマン主義  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ボードレールの詩論・美術論とポーの詩論の影響  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 印象主義,ジャポニスムに見られる非西洋的美意識  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) マラルメの象徴主義と日本中世の歌論との接点  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 世紀末芸術,シュルレアリスムへの展開  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) まとめに代えて:ワーグナーとそのフランスにおける受容  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめに代えて:ポーの思想が拓く地平  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容を十分に理解するために,適宜,復習すること。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  40%  毎回の出欠状況と,コメントペーパーに見られる授業の理解度。 
期末レポート試験  60%  授業の理解度と,自分なりの考察。 

講義の理解度をコメントペーパーから判断する。 
レポートでは,知識よりも独自の考え方のほうを高く評価する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
19 21.1 26.3 26.3 0.0 26.3 0.0 2.2

<テキスト/Textbook>

  適宜プリントを配布する。 

 

<参考文献/Reference Book>

  適宜指示する。 

 

 

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