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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 18世紀中半以降の西洋美術について概観しながら,同時代の趣味や芸術思潮について紹介して行きます。18世紀はフランスにおける市民革命によって幕を下ろしますが,それは同時に政教分離によってヨーロッパに「芸術崇拝」の歴史が始まったことを意味しました。「美術史」に代表される「芸術学」や「美学」もこうした潮流の中で生まれた学問です。われわれが今日抱いている西洋の古典古代に関する価値観も主にこの時代に形成されたものでした。ナポレオン戦争後,王政復古があった後の19世紀は,資本主義経済が進展する中で,崇拝されていた「芸術」は徐々に「商品」と化して行きます。また科学の進歩は化学の分野では,絵具や染織に嘗てない豊かさと耐久性をもたらし,最終的には写真や映画の発明へといたります。医学や生理学の分野の進歩は,知覚に関する認識の根本的な変更を迫り,最終的には「無意識」の発見へと結びついて行きます。こうした動向を同時代の美術表現と照らし合わせながら紹介して行きます。 <到達目標/Goals,Aims> 受講生が「近代」に関する認識を深め,結果として芸術における「近代」と「現代」との線引きを各自で抱くことができるようになる下地を提供する。 <授業計画/Schedule>
毎回レジュメを用意しますが,学期末に提出を求めるレポートでは,授業中に述べたコメントの内容を問う形式のものを出題する。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
出席点を15%,授業3回に1回程度の割合で実施する小テストを20%とします。残りの65%の期末レポートの課題は授業中に発表します。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<参考文献/Reference Book>
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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