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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 本演習では,英米哲学が研究の中心的領域である。具体的には,ロック,バークリー,ヒュームから始まる古典英国経験論の系譜に所属する思想家,パース,ジェイムズ,デューイが展開したプラグマティズムを発展的に継承している哲学者,分析哲学とか論理実証主義とかを担って自然科学を批判的に考察してきたひとびとが主な研究対象である。すなわち,経験主義に立って,認識の問題,倫理の問題,価値の問題について哲学的考察を深めていきたい。とくに,秋学期の演習Ⅱでは,卒業論文の完成に向けて,論文の添削をできるかぎり個別に行う。具体的には,時間割のなかで定まっている時間帯を中心に,参加者と相談し,日程を調整しながら,別の時間にも指導を進める。参加者は,添削の指導を受ける期日までに,卒業論文の一部を形づくり,それを指導時に持ってくる。担当者は,テーチング・アシスタントの補助も導入しながら,それに朱を入れていく。添削の要点は論証にある。どのような結論を導きだそうと,どのような意見を持とうと,それらが論者の稚拙にすぎる思いこみでないかぎり,問題ではない。指導の力点は,選んだ著作から,その著作の文言に基づいて,みずからの問いを提起し,その問いにたいする答えを当の著作のなかで構成できているかどうかにある。添削を受ければ,参加者は,それを踏まえて卒業論文を書きすすめ,次回の指導に備える。このようにして,起承転結の構成に合わせながら,卒業論文をし上げていく。卒業論文全体の構成は,指導を受けるなかで固めていくのがよい。それゆえ,起のつもりで書いたものが承に移ったり,あるいは,それを転として使わなければならなかったりする。要となるいちばん大きな問いを定め,それに接近するための問いをほかにみっつ用意すれば,大きな枠組みが手に入る。それらをどのように配置するのかをつねに勘案して,指導に臨んでほしい。 <到達目標/Goals,Aims> 【知識】英米哲学で中心的に議論されている話題の鍵概念の意味が分かるようになること。 <授業計画/Schedule>
授業の進捗状況によって授業計画に変更の生じる場合がある。その都度,教室のなかで確認し,状況に応じて授業計画をみなおす <成績評価基準/Evaluation Criteria>
【平常点】指導を積極的に受ける姿勢が求められる。 <テキスト/Textbook> 各参加者の研究テーマに応じて助言する。 <参考文献/Reference Book> とくに使用しない。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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