シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10240205-001 

△演習Ⅰ(2)-1
Seminar in Philosophy I (2)-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  庭田 茂吉

<概要/Course Content Summary>

モンテーニュ,デカルトから現代までのフランス哲学・思想の主要なテクストを取り上げ,各担当部分を決め,読解と発表をおこなう。質疑応答の際には,積極的な参加が求められる。特にここでは,ラベッソン,ベルクソンから現代の哲学が中心になる。テクストを読み,まとめ,そしてそれを口頭で発表するという形式で授業を進めてゆく。受講生は自分の担当分だけではなく,他のテクストも必ず読み,哲学や倫理学の基礎的教養を深め,自分のテーマの発見に向け,卒業論文への準備をととのえていくことになる。授業には必ず出席のこと。

<到達目標/Goals,Aims>

学生は,哲学や倫理学,特にフランスの近現代のそれに関して,基礎的教養を身につけ,自分のテーマを発見し,その課題に即して卒業論文に向けて自分の研究の仕方を自覚できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 哲学の本質と課題  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テーマの選定 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) フランスの哲学・思想の特徴(1)ーエゴの問題ー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:自我論 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) フランスの哲学・思想の特徴(2)ー感覚・知覚の問題ー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:感覚・知覚の問題 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) フランスの哲学・思想の特徴(3)ー身体の問題ー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:身体論 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) フランスの哲学・思想の特徴(4)ー時間の問題ー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:時間論 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(1)ーラベッソンー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:ラベッソンと習慣論 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(2)ーベルクソンー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:ベルクソンと持続 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(3)ーカンギレムー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:カンギレムとエピステモロジー 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(4)ーシモーヌ・ヴェイユー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:ヴェイユの哲学 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(5)ーサルトルー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:サルトルと実存 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(6)ーメルロ・ポンティー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:メルロ=ポンティの現象学 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(7)ーミシェル・フーコーー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:フーコーと考古学 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(8)ーレヴィナスー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:レヴィナスと他者 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(9)ーデリダー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:デリダと贈与 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 口頭発表と質疑応答(10)ーミシェル・アンリー  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:アンリと内在 

授業計画は,受講生と相談の結果,変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  50%  発表の内容,質疑応答,討論,説明力 
期末レポート試験  50%  文章表現力,正確性・的確性,独創性,構成力 

積極性がポイントである。

<テキスト/Textbook>

授業時に,適宜指示する。指示されたテキストは必ず各自で用意すること。

<参考文献/Reference Book>

授業時に,適宜指示する。指示された必読参考文献は,必ず読むこと。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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