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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> この講義ではカント哲学の全体を宗教哲学として捉えることを試みる。カント自身が「宗教」という語を用いて主題的に語っている事柄は大抵宗教的ではない。それは本質的にはむしろ倫理であると言える。けれども,カントは宗教を求めている。その意味でカント哲学は宗教哲学である。講義の中心的課題は『単なる理性の限界内の宗教』で論じられる宗教の宗教性がいかなるものであるかを考察することにある。それをとおして,理性宗教の内に理性が産出したのではないものが抱懐されていることを突き止め,その意義をカントの理念の形而上学の中に探る。また,カントの学統からなぜ『聖なるもの』の著者ルドルフ・オットーのような人が現れたのかを考える。そして最後に,「無信の信」という信仰の現代的課題について問いかける。 <到達目標/Goals,Aims> カントの理性宗教に特徴的な宗教性がいかなるものであるかを理解し,倫理と宗教の繋がりと,両者の根本的相異を把握できるようになる。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<参考文献/Reference Book> 参考文献は折にふれて紹介する。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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