シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10240070-001 

△仏書講読Ⅱ〔哲〕-1
Reading Philosophy in French II-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  樋口 雄哉

<概要/Course Content Summary>

この授業が目指すのは,受講者が,比較的平易なフランス語で書かれた哲学文献をひとりで精確に読めるようになることです。そこでこの授業では,R. Lenoble,Histoire de l'idée de nature(Albin Michel, 1969)の第1部第2章〜第4章をとりあげ,受講者に実際にフランス語テキストの和訳をしてもらいます。辞書や文法書,事典を参照しながらテキストを細かく読み解き,適切な訳語を選ぶという作業を通じて,基本的な文法的知識や哲学的知識を学習・復習するとともに,仏語哲学文献の読解の仕方を身につけていって欲しいと考えています。  
  
秋学期のこの授業は,春学期の授業とは異なり,事前に受講生が授業範囲の十分な予習を済ませていることを前提に進めます。毎回の授業では,1)<受講者による訳の発表>→2)<担当者による解説>を繰り返しながら,春学期よりも早いペースでテキストを読み進めます。受講者には授業後,解説を踏まえて自分の訳を練り直してもらい,次回授業の冒頭に提出してもらいます。  
 
可能な限り授業には仏和辞書を持参して下さい(→「備考」欄)。

<到達目標/Goals,Aims>

・テキストの内容把握のために必要な哲学の基本的概念を理解する。(知識)  
・フランス語の哲学文献を,辞書を参照しながら読み,内容を捉えられるようになる。(技能)  
・文章の正確な読解を常に心がけられるようになる。(態度)

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション 
(使用テキストの紹介,授業形態・成績評価についての説明) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (4)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (5)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (6)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (7)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (8)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (9)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (10)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (11)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (12)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (13)  (授業時間外の学習/ Assignments) 訳の完成,次回授業の予習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 和訳の発表と解説 (14)  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの授業内容の復習  
 

受講者の理解度や関心などを考慮し,必要な場合は授業計画を変更します。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  10%  授業内での課題への取り組みや出席状況などを総合的に評価します 
授業時間外課題の提出  30%  毎回,前回授業範囲の訳を提出してもらいます。提出の有無,訳の精確さを評価します。 
期末試験  60%  授業で扱った文章,および初見の文章から出題します。和訳の精確さと内容の理解度を評価します。 

<テキスト/Textbook>

Robert Lenoble , Histoire de l'idée de nature .   (Albin Michel, 1969) .  初回授業でテキストのコピーを配布します。 

 

<参考文献/Reference Book>

授業内で指示します。

<備考/Remarks>

授業内の作業,授業時間外の学習,および試験の解答で必要となるので,各自,仏和辞典を用意して下さい。 
なお,辞書の種類については,次の3点に注意して下さい。 
・紙辞書/電子辞書は問わない。 
・ただし,Weblio辞書やWiktionaryなどのオンライン辞書,Google翻訳,Wikipediaをメインの辞書として用いるのは避けること(なお,試験ではスマホやタブレットの持ち込みを禁止する)。 
・ポケット辞書ではなく,学習用辞書や中辞典・大辞典等,ある程度文法の解説がある辞書を用いること。 
 
 
辞書に関して不明なことがあれば,初回授業で尋ねて下さい。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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