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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 英書講読では,英語で書かれた哲学の原典や研究書を読解し,哲学的な思考を身に付けることを目指す。ここで言う哲学的思考とは,自ら問を立て,論理的にそれに応答する営みである。外国語の文献を翻訳していく作業は,文法にそくして日本語に置き換えれば済むというわけではない。偉大な哲学者や研究者は,自らが使う言葉には細心の注意を払っている。それゆえ,読者は,彼らの文献のなかにある一つ一つの単語や言い回しに対して,慎重に解釈を進めていく必要がある。そうでなければ,彼らの思想は汲み取れない。もちろん,翻訳書を読むという手立てもあるだろう。しかし,それは翻訳者が行った解釈であり,哲学者との本当の意味での対話にはならない。英書講読では,哲学者に対して,どのような理由でこの言葉を使っているのか,この言葉とこの言葉をどうして使い分けているのか,と問いながら,翻訳を進め,少しでも哲学者の思想の真意に迫っていきたい。当然,こうした,作業は,効率良く手早く済ます,といった学習とはならない。受講生に期待するのは,文献を何度も読み返し,辞書や文法書の助けを借りながら,いっそう説得力のある解釈へと自分の翻訳を彫琢していくことである。そのように文献と身を以て交わり,自ら考え,問を立て,それに対する答えを検討していく過程を継続していくことで哲学的な思考は培われていく。 <到達目標/Goals,Aims> 【知識】文献のなかの鍵概念の意味とその概念の哲学史的背景を理解できるようになること。 <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
【小レポート】自宅で行う課題として,授業の内容に関連する英文の翻訳を毎回提示する。
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook> とくに使用しない。 <参考文献/Reference Book> 教室で随時紹介する。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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