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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> おおよそ18世紀に成立した美学(エステティック)が感覚・知覚(アイステーシス)に由来し,もともとは「感性論」であったとしても,その後の19世紀~20世紀の学問的な経緯から,そこで扱われる「感性」はいささか過剰に「作品の知覚」をモデルにしたものでした。実際には通常の生活では勿論,芸術経験においても,必ずしも私たちは対象の形態に意識を集中して知覚していません。さまざまな制作の歴史も,芸術に作品形式以外の,いわば不純物(形式主義的な立場から見れば)に依拠した名前,素材,欲望などを利用し,そのことで知覚そのものを一層充実させています。本科目では,作品そのものというより,作品を囲むもの,不純なものに注目し,その役割と意義を考察します。
<到達目標/Goals,Aims> 今日的な作品概念と芸術経験を成立させる条件に関する批判的考察力を身につけることを目標としています。 <授業計画/Schedule>
受講生の関心に応じて授業の進行を一部変更する可能性があります。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
成績評価は授業中のグループ発表と個人発表をもとに行います。グループ発表では指定された課題についてグループごとに事例報告を行って貰い,受講生それぞれの貢献部分を発表資料として提出してもらったうえで,そこでの個々の課題理解度を評価します。個人発表では,的確な問題の発見とその分析力を評価します。 <参考文献/Reference Book> 授業時に指示します。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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