2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

Reading A IIでは，英文読解に必要な語彙力，基本的な文法力，読解ストラテジーを身につけるとともに，大学生としてディスカッションを通してトピックについての考えを深め，読解時に問題意識を持ちながら英語を読む習慣（critical reading）も身につけることを目指す。授業外の活動として，受講生自らが選んだ洋書を読み，Book reportを準備することが課される。e-class上に各自が用意したBook reportを提出し，ピアレビューを行うことで読んだものやそれに対する考えを共有していく。　
　　さらには，リスニング力やライティング力の向上も視野に入れている。具体的には，「文章を読んでわかる」だけでなく「音で聞いても理解できる」ように新出語彙や読解教材指導時等に音声を導入するとともに，Book reportにおいては，読んだ本に関する自身の感想を簡潔かつ明瞭な形で文章化するも課される。学んだことを他のスキルでも活用できるよう能動的な取り組みを期待している。　
　　2020年度秋学期はe-classを用いたオンデマンド型のオンライン授業が行われるため，詳細については初回授業までにe-class上の「統合クラス」に提示される受講方法に関する資料を必ず確認しておいてください。また，各種の連絡がe-classを通じて配信されますので，そちらも定期的に確認するようにしてください。

＜到達目標/Goals,Aims＞

1. 読解力を伸ばすとともに，ディスカッションを通してそれぞれのエッセイのトピックについて考えを深めていく。　
2. 英文読解に必要な語彙力とともに基本的な文法力を身につける。　
3. 読解のためのストラテジーを身につける。　
4. 単なる英文和訳という範疇にとどまらず，問題意識を持ちながら英語を読む習慣(critical reading)を身につける。　
5. 授業外に読んだ書物について，内容をまとめるとともに自身の感想を簡潔かつ明瞭な形で文章化できる。　
6. 洋書を読む姿勢，学んだことをリスニングやライティングに能動的に活用しようとする姿勢を身につける

＜授業計画/Schedule＞

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

＜テキスト/Textbook＞

＜備考/Remarks＞

　授業には必ず予習をして臨み，予習時にわからなかったところや確信が持てなかったところを理解する場として積極的に授業参加することを期待します。また，復習も行い学んだことを定着させるよう心がけましょう。その際には教材についている音声を活用し，音声での語彙や文章の理解，そして前から意味の区切りごとに文章を理解していく習慣を身につけていきましょう。　
　授業外でもBook reportのためだけでなく，ご自分の興味のある読み物を英語でどんどん読んでいくことを期待します。