シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10210454-004 

△基礎演習Ⅱ-4
Introductory Seminar II-4
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  藤井 光

<概要/Course Content Summary>

春学期を引き継ぐ形で,「アメリカン・ドリーム」が,1990年代から21世紀のアメリカ文学でどう描かれているのかを考えていきます。より具体的には,人種や経済,移民などをめぐる合衆国の現状を改めて確認しながら,そうした問題と文学がどう対話をしているのかを考えていきます。一作品を選んでの翻訳にも挑戦します。

<到達目標/Goals,Aims>

英語で書かれた文学作品を原文で講読しつつ,発表とディスカッションを行うことによって,3年次から始まる英米文学研究の専門研究に必要な知識と技能と態度を習得できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Introduction  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の方針を理解し,学期の学習計画を立てること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Edward P. Jones, "The First Day"  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Jennifer Egan, “Emerald City”  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Karen Russell, "The Tornado Auction"  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) "America" in Songs  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定された課題の予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) George Saunders, "Home"  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Karen E. Bender, “Refund”  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Jen Silverman, “White People”  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Kseniya Melnik, "Kruchina"  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 宮内悠介,「カブールの園」  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) Six Words Fresh Off the Boat  (授業時間外の学習/ Assignments) 指定されたテクストの予習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 小説の内外からの読解アプローチ  (授業時間外の学習/ Assignments) 表現を正確に把握し,「解釈」する手法を理解すること 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 期末ペーパーに向けての指導 (1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 題材とする作品について,中心テーマを設定し,それをもとに議論を組み立てて発表できるように準備すること 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 期末ペーパーに向けての指導 (2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 題材とする作品について,中心テーマを設定し,それをもとに議論を組み立てて発表できるように準備すること 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 期末ペーパー提出および翻訳の質問  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを完成させ。翻訳について疑問点を整理してくること 

受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  予習・復習・発表・グループディスカッションへの参加。 
期末レポート試験・論文  70%  日本語(2000字程度,200~300語程度の英文要旨を付ける)のペーパーを提出してもらいます。学期末には翻訳を提出してもらいます。 

出席だけでは評価の対象となりません。クラスに積極的に参加することが評価のポイントになります。 
ペーパーに関しては,自分の考えを英語で正確に表現できているかということ,扱う題材やテーマに関して,説得力のある議論を展開できているかどうかが評価のポイントです。翻訳は英文理解の正確さを評価します。

<テキスト/Textbook>

プリントを配布します。

<参考文献/Reference Book>

必要な参考文献は,授業でその都度指示します。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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