シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10210326-020 

△Senior Seminar Ⅱ-20
Senior Seminar II-20
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  白川 恵子

<概要/Course Content Summary>

 Senior Seminar IIは,「卒業論文」と連動しており,卒業論文執筆を円滑に進め,その内容を充実させるための授業である。春学期からの継続・確認を含めて,卒論のためのリサーチ,論考の構築,傍証の精緻化や確認,執筆,書式の統一,梗概の完成などの一連の作業を行う。またその過程で,規定の文書や報告書を作成・提出するとともに,進捗状況や,自身の論考について,報告し,発表しあう。よって,本授業は全面的に受講者各人の主体的な計画に基づいて成され,その過程で必要に応じて教員が個別にアドヴァイスを行う。 
 卒業論文執筆にあたって,自身の論考を発展・完成させるのはもちろんだが,ゼミのメンバーの卒論内容や進捗過程を共有しあうことによって,他者の論のあり方や論理構造についても互いに理解し,評価しあいたい。 
 2年間のゼミの総括として卒業論文提出後に発表会を行い,論集をまとめる。

<到達目標/Goals,Aims>

・卒業論文執筆と完成にむけて,自主的,主体的に計画を立て,それを適切に進捗させる。 
・リサーチを行い,必要な文献を読解・理解する。 
・論理的な立論・傍証・展開による卒業論文を完成させるための一連のプロセスを身に着ける。 
・先行研究を踏まえ,適切な表現,オリジナリティある内容,規定のフォーマットによる卒業論文を完成する。 
・上記の過程において,他のメンバーの論考内容を理解し,それに対する批評的見解を述べ合い,ひいては,自身の論考内容をさらに充実させる。 
・卒業論文発表会によって,卒論の総括とともに,2年間のゼミにおける学びの総括も行う。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション:春学期までの確認と卒論提出までの今期の計画  (授業時間外の学習/ Assignments) 春学期までの進捗の確認と計画の立案 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 取り扱う作品・事象に対する理解と報告  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 先行研究のリサーチと提示 
卒業論文梗概とタイトル 
(授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表①:作品の評価とプロットの正確さ  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表②:構想および論考内容の妥当性  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表③:重複表現の回避と論述内容の深化  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表と執筆①:論理的整合性  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表と執筆②:引用文献の的確さ  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 卒業論文内容に関する発表と執筆③:筆致と長さ  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) アブストラクトの執筆  (授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) アブストラクトの精査と改稿 
論文タイトルとセクション・タイトルの確認と改訂 
(授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 書式確認・卒論提出前の包括的最終確認 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 卒論執筆と完成にむけての報告・発表準備 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 卒業論文内容発表・合評会① 
卒業論文集作成① 
(授業時間外の学習/ Assignments) 論文の発表と論集の作成(精査・改定) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 卒業論文内容発表・合評会② 
卒業論文集作成② 
(授業時間外の学習/ Assignments) 論文の発表と論集の作成(精査・改定) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 卒業論文内容発表・合評会③ 
卒業論文集作成③ 
2年間のゼミの総括 
(授業時間外の学習/ Assignments) 論文の発表と論集の作成(精査・改定) 
2年間のゼミおよび卒業論文の自己総括 

上記日程は,履修者と相談の上,場合によっては,若干変更することがある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

出席・授業参加・グループワーク  10%  出席状況,授業参加態度,授業内活動のための貢献 
口頭発表・提出物・各種文書作成など  90%  提出物,小テスト,授業内での口頭発表とディスカッション,卒論執筆のために必要となる文書作成および諸事全般 

・卒業論文執筆に向けての各人の進捗が予定通りになされているか。 
・卒業論文執筆のためのリサーチ,文献の分析・理解,論の構築,執筆が,論理的に行われているか。 
・能動的かつ積極的にディスカッション等のクラス参加ができているか。 
・定らえた提出物が,適切に記載され,期限通りに提出されているか。 
・複数回におよぶ発表会や報告会を,適切な資料提示を伴って,順当に行っているかどうか。 
・授業の2/3以上の出席が評価の対象となる。 
 
 
 

<テキスト/Textbook>

卒業論文において扱う作品テクストおよび先行研究テクストは各人が用意してください。

<参考文献/Reference Book>

卒業論文において必要な参考文献や資料については,各人が用意してください。 
MLA Handbook 最新版および『英文学科ハンドブック』(最新版)を参照してください。

<備考/Remarks>

連絡は,原則的に,e-classなどからメイルで行います。同志社メイル・アドレスに入った連絡は,確実に見ることができるように,各自モバイル転送設定をしておいてください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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