シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


10210322-008 

△Sophomore Seminar Ⅱ-8
Sophomore Seminar II-8
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  大沼 由布

<概要/Course Content Summary>

 この授業のねらいは,英米の文学作品(韻文)の原典を味読し,英米文学研究の基礎を学ぶことです。秋学期はギリシア神話に関連した詩をプリント教材を使って読みます。特に詩の場合は,単語の意味が分っても文章の意味が分らない,ということがおこりやすいので,そこにこめられた意味を丁寧に読み解いていきたいと思います。毎週分担者を決め,精読してきた内容を発表してもらいますが,単に訳すだけでなく,詩人自身についてや,作品の背景についても調べてきて下さい。また,発表者以外の人は必ず何か質問をするつもりで臨んでください。それ以外に,ペーパーの書き方や発表の際に注意すべき点,リサーチのポイントなどについて必要に応じ解説・再確認します。 
 とり上げる詩は,ウィリアム・シェイクピア,ジョン・キーツ,ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローなど,主に英米文学史に必ず登場する詩人達の作品を予定していますが,受講者からの希望があれば,可能な限り採り入れたいと思います。

<到達目標/Goals,Aims>

韻文作品を用いて,単に書いてある意味を理解するのではなく,対象を「読む」ということはどういうことなのかを皆で理解し,各自がその実践例として,要求される形式に従って発表をし,ペーパーを書けるようになる事を目標とします。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 次回のために,配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) W. H. Auden (1907-73, 英→米), “The Shield of Achilles” 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) D. H. Lawrence (1885-1939, 英), “Bavarian Gentians”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Edwin Arlington Robinson (1869-1935, 米), “Cassandra”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Thomas Hardy (1840-1928, 英), “Christmas in the Elgin Room”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Alfred Tennyson (1809-92, 英), “The Lotos-Eaters”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Henry Wadsworth Longfellow (1807-82, 米), “Epimetheus”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) John Keats (1795-1821, 英), “Ode to Psyche”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) John Dryden (1631-1700, 英), “Alexander’s Feast”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) Andrew Marvell (1621-78, 英), “The Garden”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) William Shakespeare (1564-1616, 英), “Sonnets 38, 53, 153, 154”  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された詩を読み,発表とディスカッションの準備をする 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 期末レポートに向けて  (授業時間外の学習/ Assignments) 期末レポートのテーマを決めて文書で提出 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 期末レポートのための指導 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成の準備 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 期末レポートのための指導  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成の準備 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 期末レポートのための指導  (授業時間外の学習/ Assignments) レポート作成の準備 

実際の授業の様子をうけて,変更する可能性があります。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  15%  授業態度・提出物・出席など,発表とディスカッション以外 
期末レポート試験・論文  50%  日本語なら2000字程度に英文200~300 words程度の要旨をつける。英語なら700 words 程度.TEAMS経由でファイル上でコメントをつけて返却します 
発表  15%  内容,ハンドアウトの作り方,質疑応答 
などを見ます  
ディスカッション  20%  内容,準備状況,積極性 
特記事項    出席が授業回数の三分の二に満たない場合や,発表やディスカッションをまったくしなかった場合は,不可になります。ゼミですから,毎回きちんと準備をして出席することを基本とします  

<テキスト/Textbook>

プリント(E-classから各自ダウンロードする)

<参考文献/Reference Book>

授業中に適宜紹介します

<備考/Remarks>

E-classとTEAMSをメールに加え,連絡手段として活用してください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。