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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 西洋古代のローマ帝国については,19世紀から本格的な研究がなされ,膨大な成果が生み出されてきた。ローマ帝国は,学界だけでなく,「帝国論」の議論から一般読書界や漫画,メディアに至るまで,話題になり続けている。こうしたローマ帝国の歴史的意義をより正確・適切に捉えるための研究はいかになされるべきであろうか。また,どのように帝国の歴史は描かれるべきだろうか。本講義は,これらの問いに答えるため,政治史と社会史の観点から問題を考察しようとする試みである。秋学期の本講義(II)では,ローマ帝国の危機・衰退の時期について,政治と社会に関する問題を扱う。 <到達目標/Goals,Aims> 受講大学院学生が,最盛期から帝政後期にかけてのローマ帝国の政治史と社会史について,その大略を理解するとともに,研究上の問題点についても知識を深めるようになることが,まず目標である。さらに,現代社会を含む他の時代の政治や社会との差異を把握した上で,ローマ帝国の歴史的意義についての認識を深めるようになることも,大切な到達目標である。 <授業計画/Schedule>
受講生の専門領域や関心を考慮して,各回の講義内容や時間を柔軟に調整する。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<テキスト/Textbook> テキストは使用しない。講義の資料は別途配布する。 <参考文献/Reference Book> 参考文献は授業で随時紹介する。 <備考/Remarks> 古代ギリシア語・ラテン語の読解力や西洋古代史に関する専門的な知識がなくても受講可能である。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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